コルシカワインセミナー

横浜君嶋屋さん主催のコルシカワインセミナーに参加してきました

今回の勉強してきた生産者はコルシカの3トップ!

ドメーヌ・レヌッチ domaine renucci
ドメーヌ・クロ・カナレリ domaine clos canerai
ドメーヌ・アントワーヌ・アレナ domaine antoine arena

コルシカワインセミナー

Vin de Corse

ちなみに、Anywayでは、マイナーエリアの素晴らしいワインが大好物な高橋さんの趣味で、この小さな店にコルシカワインが赤、白、ロゼ全部で10アイテムくらいあります。(もちろん上の3人のワインもあります!)

コルシカ島は位置的には、トスカーナの直ぐ近くで、(ボルゲーリから島が見えるそうです)ぶどう品種も、長い事イタリア領だったので赤はニエルキオ(サンジョベーゼ)と白はヴェルメンティーノが多く、フランスの南部というよりもイタリアっぽいワインの印象があります。最近は、シラーやグルナッシュなども植えられています。

地形は特殊で、海岸線はかなりくねくねした岩場で相当危険(ガードレールがないので落ちている車がよく見えるらしいw)ツール・ド・コルスでも大事故多いですよね。道の舗装もよくないらしいです。

中央にある山は標高2700メートルで、夏でも積雪があるとのこと。
そのため、日照量はあって暑いのですが、寒暖の差は大きく、海からのミストを含む冷たい風、山からの吹き下ろしがあるので涼しく心地よいんだそうです。またこの風が湿度をとばしてくれるので病気になりにくく、オーガニック栽培がやりやすい恵まれた条件がそろっているとのこと。

土壌は全体的には花崗岩で、一部粘土石灰岩土壌(パトリモニオのアレナ)で、昔海だったんだなーという貝殻の化石が畑から出てくるそうです。

(思っているほど暑くない+粘土石灰土壌→→→→そういえば、最近コルスのピノ・ノワール見ますね)

参加していた方の総合的なコメントを少しご紹介すると、
コルシカのワインは赤ワインでも磯っぽさがあるのでうに、サザエ、のりなどワインと喧嘩しやすい食材とも合う傾向がある
とのことでした。海に囲まれた島、昔海だった土壌という独特なテロワールのワインはおもしろいですねー

以下備忘録です

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「ドメーヌ・レヌッチ」
島のフランスより、降水量の少ないカルヴィで1850年より家族で引き継がれてきた歴史の長いドメーヌ。土壌は白く、貝殻の化石がよくでてくる。風化した花崗岩による砂質土壌。奥は粘土砂質土壌。醸造は自然酵母を使いステンレスタンクで醗酵。

○コルス・カルヴィ・キュヴェ・ヴィニコラ・ロゼ2013 Corce
シャカレロとニエルッキオのブレンド。アロマティックで果実のボリューム感があるので酸味のレベルは高いがすっぱさは感じない。

○コルス・カルヴィ・キュヴェ・ヴィニコラ・ブラン2013
ヴェルメンティーノ100%。アロマティック、マスカット、ライチ、桃など。酸味はしっかりある。

○コルス・カルヴィ・キュヴェ・ヴィニコラ・ルージュ2011
シャカレロ60%、シラー20%、ニエルッキオ、グルナッシュ各10%
シラーがはいったユニークなブレンド、肉を焼いたようなワイルドなアロマとブラックベリー。タンニンは収斂性がありまだ若々しい。まろやかさもある。

「ドメーヌ・クロ・カナレリ」
コルシカ最南端フィガリの生産者。海風が太陽の暑さを和らげる穏やかな気候。2006年よりビオディナミ。コンクリートエッグ、アンフォラ、フードル、セメントタンクを使用。ワインのタイプによってタンクを使い分けている。全体的に上品。アンフォラ熟成(土に埋めない)酸化防止剤なしのワインも作っているとのこと。

○コルス・フィガリ・ロゼ2013
ピーチ、メロン、ベリーなどのアロマ。除梗せずに茎まで完熟させてプレス。シャカレロはダイレクトプレス、グルナッッシュはマセラシオン後にプレス。レヌッチのほうが香りは華やか。カナレリのほうが厚みがある。

○コルス・フィガリ・ブラン2013
ヴェルメンティーノのアロマティックな香り。樽熟成による厚みと果実のボリュームがあり後半に若干の苦味があり料理と合わせやすい(ごましゃぶとか豚肉などというコメントあり)

○コルス・フィガリ・ルージュ2011
ニエルッキオメインでシラーとシャカレロのブレンド。黒いベリーと皮などのワイルドなアロマ(今日は閉じ気味だったらしい)タンニンは細かくしっかり。まろやかさもある、酸味のレベルは高く、甘みが後半にのこる。

「ドメーヌ・アントワーヌ・アレナ」
コルスの第一人者。三ツ星レストランや地元のレストランにはあってもショップで販売はしていない。石ころだらけの石灰質の畑。

○パトリモニオ・カルコ・ルージュ2011
石の多い畑。タンニンがしっかり、力強さがある。キャンティ・クラシコ的な味わい。酸味のレベルも高い。

○パトリモニオ・グロット・ディ・ソール2011
ブルゴーニュ的な土壌。ピノ・ノワールっぽくなるサンジョベーゼ、ブルネロ的な味わい。磯っぽさと甘み。タンニンはしっかり。

○ミュスカ・デュ・カップ・コルス2012
マスカットフレーバーのきれいなヴァン・ドゥ・ナチュレル。開けてからもつタイプ。
アレナはひねた感じが全くなくピュアな味わい

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ところで、コルシカといえば、マフィアの聖地なんですねー、アジャクチオはマフィアの街って思わずメモリましたw

アントワーヌ・アレナで、食事をごちそうになった君嶋さんが、「ありがとー」って言ったら
「ありがとうなんて言うな、俺たちはファミリーじゃないか」ってアレナのお父さんに言われたというのが
印象的でした(笑)

 

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