ハーフボトルのワイン
フルボトルでは飲み過ぎてしまう、
二人で１本は飲めない。。
赤と白両方飲みたいけど、飲み残したくない。
外で飲みたいけど、フルボトルは重い。
新幹線でお弁当を食べるときにフルボトルを出すのは恥ずかしい（こんな状況はあまりないか。。）
そんなときに便利なハーフボトル。だいたいグラスで３〜４杯の３７５ml。フルボトルより熟成が早いので、造りのしっかりししたワインも早めに飲み頃を迎えるのも魅力ですね。
本日は Anyway Grapesのおすすめのハーフボトルのワインをご紹介します！
ベルンハルト・フーバー シュペートブルグンダー Q.b.A トロッケン 2011
Weingut Bernhard Huber Spätburgunder Q.b.A Trocken 2011
【ベルンハルトフーバー】シュペートブルグンダー,
品種；シュペートブルグンダー（ピノ・ノワール）
容量；375ml
価格；2,200円（税抜）
世界最高峰のシュペートブルグンダー（＝ピノ・ノワール）の生産者として名高いフーバーさんのスタンダードキュヴェですが、ドイツの赤ワインのイメージが変わる逸品です。このワイナリーは厳しい収量制限を行うことが有名で、一房のぶどうを半分に切り落として凝縮させているとのこと。
しかも、高いレンジだけでなく、スタンダードキュヴェも含めて全部切り落とすそうです。（ちょっともったいないですねー）
きっとそういったひとつひとつの妥協のなさが積み重なって、フーバーが世界トップクラスのピノに急成長したんでしょうね。
彼によって世界がドイツのピノの可能性を期待するようになったし、
バーデンがブルゴーニュスタイルのピノ・ノワールの栽培地のひとつであることが証明されたなーと思います。
時代に足跡が残った感じですね。
今年の６月に５５歳という若さで他界してしまったのですが、（実は一度ワイナリーに見学にいったときに収穫したてのぶどうをちょっとだけ食べさせてもらったことがあったので、訃報をきいたときはとても悲しかった）
ワイン造りの哲学は、息子さんがしっかり引き継いでいます。
ドイツで赤ワイン？と思わすにぜひ一度試してみてください。
ピノ・ノワール好きならきっとここの上キュヴェをセラーにストックしたくなると思います！
合わせて、白ワインではピノ・ブラン（ヴァイサーブルグンダー）のハーフボトルがあります♪この紅白のセットはプレゼントにもおすすめです！
Weingut Bernhard Huber Weißer Burgunder Q.b.A Trocken 2010
ベルンハルト・フーバー ヴァイサー・ブルグンダー Q.b.A トロッケン 2010
【ベルンハルトフーバー】ヴァイサーブルグンダー
品種；ヴァイサーブルグンダー
容量；375ml
価格；2,200円
ピノ・グリをシリアスに造る生産者はいても、ピノ・ブランではあまり見かけませんよね。なので、ピノ・ブランは、軽やかでチャーミング、川魚にあうよね～といった印象でしたが、このピノ・ブランも、ピノ・ブランのイメージを覆えす味わいです。アルザスのピノ・ブラン樽熟成に耐えられる果実の厚みときれいな酸味。アーモンドや蜂蜜のアロマがありエレガントなブルゴーニュのシャルドネのようで、上品で洗練された印象でした。和食はもちろんクリーム系のお料理も合いそうです。今取り扱っているものが2010年ヴィンテージのため熟成による複雑味もあり、満足度の高い１本です。
【ベルンハルトフーバー】シュペートブルグンダー, ヴァイサーブルグンダー
さて、現在お店にあるフーバーのワインはこちら！
【シュペートブルグンダー】
2002 シュペートブルグンダー・Q.b.A.・トロッケン・レゼルヴァ…15,000 yen
2003 シュペートブルグンダー・アルテベーレン・Q.b.A.・トロッケン…12,000 yen
2006 マルターディンガー・ビーネンベルク・シュペートブルグンダー・Q.b.A.・トロッケン…13,000 yen
2006 ボンバッハー・ゾンマーハルデ・シュペートブルグンダー・Q.b.A.・トロッケン…14,000 yen
2006 ヘックリンガー・シュロスベルグ・シュペートブルグンダー・Q.b.A.・トロッケン…16,000 yen
2008 ヴィルデンシュタイン・シュペートブルグンダー・Q.b.A.・トロッケン…22,000 yen
【ゼクト】
2006 ピノ・ゼクト・ブリュット…5,500 yen
2006 ピノ・ゼクト・ロゼ・ブリュット…5,500 yen
2005 シュロスベルグ・ピノ・ゼクト・ロゼ・ブリュット・ナトゥーア…8,000 yen
2008 ブラン・ド・ブラン・ゼクト・ブリュット・ナトゥーア…7,000 yen
【甘口】
2003 マルターラー・Q.m.p.・アウスレーゼ…7,000 yen
【ベルンハルトフーバー】マルターラー
先月マグナムボトルで入荷したマルターラー（ヴァイサー・ブルグンダーとバーデンンの地元品種フライザマーのブレンドの辛口）がとてもおいしかったので、ブログに載せようと思っていたのですが、速攻で完売してしまいました。2003年の猛暑の年に造ったという希少なアウスレーゼだけが数本あります。（写真の上でオレンジのラベルが斜めにはってあるボトルです）
余談ですが、先日フーバーの輸入をしているヘレンベルガーホーフさんが、スタッフ対象のミニセミナーをしてくれました。ワインもすばらしかったのですが、さすが関西の会社。セミナーにもところどころ笑いが仕込まれていて、そっちもすばらしかったです。
ちなみに、そのとき試飲したピノ・ゼクト・ブリュットがとてもよかったです。シャンパーニュ並みのお値段ですが、収量制限をきっちりしたぶどうを惜しみなく使って、おいしいスティルワインを造ってから瓶内二次発酵させているので（このへんのドイツ人のまじめな感じがいいですよね）ある意味お買い得。コクと旨味の理由は、ぶどうが多いからかーと妙に納得しました。
…ハーフボトルの紹介の予定でしたが、勢いあまってフーバーの紹介になってしまいました。まだフーバーをお試しになっていないかたは、ハーフボトルからぜひ！