プレミアムエステート・オブ・オーストリアのツアー 2015

高品質なオーストリアのワイナリーのマーケティングをしているプレミアムエステートさん協賛のツアーに参加してきました。

訪問したワイナリーは以下の5つです

1)ゲミシュターサッツ(混植混醸)を一躍有名にした「ヴィーニンガー  (Wieninger)  」ウィーン

2)遅摘みで辛口ソーヴィニヨン・ブランの最高峰「サットラーホフ (Sattlerhof)」ジュートシュタイヤーマーク

3)赤ワインの名手「ゲルノット&ハイケ ハインリッヒ (Heinrich)」ノイジードラーゼー

4)エレガント系ブラウフレンキッシュのカリスマ 「モリッツ(Moric)」ノイジードラーゼー

5)ヴァッハウの最西端冷涼なスピッツのエレガントな白「ヘーグル(Hogl)」 ヴァッハウ

 

オーストリアの東側をぐるっとまわってきた感じです。

 

ところで、オーストリアワインの一般的なイメージといえば下のような感じだと思います。

  • ビオディナミを提唱したシュタイナーの国
  • リースリングとグリューナーヴェルトリーナーなど白ワイン
  • ドイツワインに似た味わいと瓶の形
  • 日本料理に合う
  • 高品質の甘口ワイン

 

なんですが、ちょっと岩城さんの書いた本をめくったりしてみると、オーストリアは、小さな産地の中に複雑な土壌構成と気候を持っているため思った以上に多様なスタイルがあることに気づきます。
今回訪問して、景色が頭に入りました。
ヴァッハウは、蛇行するドナウ川沿いの急斜面に畑があり、ドイツのモーゼルやミッテルラインを思わせる景色がありますが、ソーヴィニヨンブランが広く栽培されている、ジュートシュタイヤーマークは気候も温暖で、イタリアを思わせるような開放感のある景色が広がります。
また、ハンガリーに近いエリアは、パノニア気候の影響で暖かいため、ピノやブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルトといった冷涼な気候を好む赤ワイン用品種だけでなく、メルローやカベルネなども多く栽培されていました。
今回訪問した赤ワインの造り手はいずれもエレガント系でしたが、国内ではまだ濃いタイプの赤ワインの需要が多いとのことでした。

あと、「オレンジワイン」最近はやってますね〜、今回訪問したワイナリーでもいくつか試飲させてもらいました。一般的なオレンジワインにありがちな還元的な香りはなく、非常にきれいにピュアな味わいでした。

まだまだオーストリアは変化していく楽しみがある地域だと思いました。

またおいおい報告させていただきます。

 

さて、今回の研修の任務として石拾いをしてきました。

左下の大きな石はフランスではあまり聞いた事のないグリマーシーファー(ぎらぎらしています)
ヘーグルさんのところで適当なものを探していたら、ヘーグルさん直々にこれがいいと選んでくれました。ありがたい!でもでかすぎです。。。

 

オーストリアの石

 

オーストリアワインの最新情報がわかるガイドブック
ファルスタッフ

ファルスタッフ オーストリアワインガイド

ファルスタッフ オーストリアワインガイド

 

 

ところで、モリッツでは、新規にブレンドの赤を造るみたいですが、
実は2006年に一度だけ、ブラウフレンキッシュとツヴァイゲルトでハウスマルケという名前でブレンドの赤ワインを生産した事があるそうです。まさに幻の赤ワイン。アシスタントのイムレさんも飲んだ事がないと言ってました。
そのとき、偶然ラベルの話をしていて、ハウスマルケの白だけ壁紙が透かしであってエレガントですよねー、あの浮き出る文字も好き、高級感があると言ったら、昔のラベルを見せてくれることになって、出て来たのがこちら。

 

 

モリッツ ハウスマルケ赤とサットラーホーフのヴァイサーブルグンダー7

モリッツ ハウスマルケ赤とサットラーホーフのヴァイサーブルグンダー7

 

いつものモリッツと異なるチャーミングさに「このピンクのファンシーラベルが残っていたらくれないかなあ」と言ったら、ラベルはないからワインはあるよということで頂きました。わーい。
後ろの木箱はソーヴィニヨンブランの名手サットラーホーフのワイン

FASSRESERVE 2007 PFARRWEINGARTEN WEISSBURGUNDER “GROSSE STK LAG

2007年から2014年の7年樽のなかで澱とともに熟成させてスペシャルキュヴェです。

 

 

 

ちょっと落ち着かせてから、スタッフで勉強したいと思います。

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