メオ、トラぺ最新2015ヴィンテージ入荷

いよいよ来週に迫った試飲販売会ですが、今日はそのことは置いておいて新着ワインのご紹介です。

ヴォーヌ・ロマネを代表する生産者メオ・カミュゼとジュヴレ・シャンベルタンのトップ生産者の一人ジャン・ルイ・トラぺ待望の最新2015年ヴィンテージが入荷しました。

メオの15年ヴィンテージはネゴスものブルゴーニュ・ルージュなどが先に入荷していましたが、まさしくメオの個性が存分に発揮された仕上がりでご好評いただいておりました。

今回入荷したドメーヌものだけでなくネゴスの上キュヴェもかなり期待できる仕上がりです。

トラぺも各誌高得点を獲得し、名実ともにルソーに並ぶジュヴレ・シャンベルタン・トップ生産者となりましたね。

ご紹介が遅くなりすぎて既に完売したものもございますが、一挙ご紹介です。

まずはメオから。

15年らしいトロピカルな果実味がありながらもしっかりと酸が支えており、若いうちから豊かな表情を見せてくれるバランスの良いサン・ロマン。

毎年人気のメオのムルソー。日当たりがよく粘土質が豊かな土壌で栽培されているだけあり、オイリーかつリッチなスタイルのムルソーに仕上がっています。

2015 Nuits-Saint-Georges 1er Cru aux Boudots / Domaine Méo-Camuzet 会員価格19,620円(税抜)
ヴォーヌ・ロマネのマルコンソールに隣接するオー・ブード。

ニュイ・サン・ジョルジュというよりはヴォーヌ・ロマネ寄りのキャラクターを持っています。メオのワインは熟成させた時の妖艶さが堪らないですよねー。

セラーで寝かせておきたいワインです。

続いてトラペ。

今年のトラペのおすすめワインはこちら、プルミエ・クリュのキャピタ。

クロ・プリウール、プティ・シャペルと優れたプルミエ・クリュを所有していますが、今年のベストはこれでしょう。

キャピタはオー・コンボット、コルヴォー、アン・ネルゴのブレンド。

ブルゴーニュに詳しいワイン評論家スティーン・オーマン氏の情報によると今年はミルランダージュのブドウのみを使用し、100%全房発酵で作られたようです。ミルランダージュのみ使用したワインで有名なのは同じくマルク・ロワのキュヴェ・アレクサンドリーヌですね。あちらは入手困難みたいですが。

全房、ミルランダージュによって最も香り高い仕上がりのプルミエ・クリュになりました。グラン・クリュはちょっと手を出せないという方は是非これを寝かせておいてください。

2015年ヴィンテージ最高のシャンベルタンの一つと多くの評論家が絶賛するトラぺのシャンベルタン。購入する余裕のある方は間違いなくセラーに寝かせておきたい１本です。