南アフリカの失われたリキュール “Caperitif No.8 “
先日、来日した際にお店にも遊びに来てくれたアディ・バーデンホースト。
大人気のカペリティフNo.8が入荷しております。
今年は瓶がどっしりとした太瓶に変更されています。「なんで瓶変えたの?」と聞いたら、「この方がかっこいいだろ?」だそうです(笑)
シュナン・ブランを主体にフィンボスなど35種に渡る南アフリカ独自の植物を用いて、ただひたすらテイスティングを繰り返し生産されるカペリティフ。その為毎年出来上がるカペリティフの味は異なり、同じ味のものは生涯一度しか造られないことになります。
Caperitif No.7もまだ少しですが残っているので、飲み比べてみても楽しいですね。
オン・ザ・ロックやトニック・ソーダー割りはもちろんですが、これからの季節は、お湯割にして楽しんでも最高です。
A.A.Badenhorst
A.A.バーデンホースト
カペリティフはヨーロッパのヴェルモット(ワインに香草やスパイスを配合して造られるフレーバードワイン)を参考にして造られた南アフリカ独自のリキュールで、CapeとAperitifを掛けて、カペリティフと命名されました。
19世紀ゴールド・ラッシュ、ダイヤモンド・ラッシュの時代、富を得た人たちのアペリティフとして誕生。カペリティフを用いたカクテルも数多く生み出され、著名なカクテル・ブックなどにもその名前は登場しますが、その後の戦争などが原因でレシピ、製品ともに失われてしまいます。
その後もレシピが無くなった事から長い間生産が行われず、バーテンダーたちが探し求める”Ghost Ingredient(Ingredientは成分の意)”となってしまいます。
南アフリカでカペリティフが姿を消してから100年程経った2014年、オランダ人カクテル考案者ラース・リンガードがアディ・バーデンホーストにカペリティフを造らないかと持ちかけ、アディが興味を持った事から21世紀バージョンの新しいカペリティフが誕生しました。
しかし彼らの間にレシピは有りません。ラースとアディ、アシスタントのカイル(カイル・ダンのワインメーカー)はシュナン・ブランを主体にフィンボスなど35種に渡る南アフリカ独自の植物を用いて、ただひたすらテイスティングを繰り返しカペリティフを生産します。その為毎年出来上がるカペリティフの味は異なり、同じ味のものは生涯一度しか造られないことになります。
N.V. Caperitif No.8
カペリティフ
会員価格:¥3,780 (税抜)
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Caperitif No.7
カペリティフ
会員価格:¥3,780 (税抜)