新生Casot des Mailloles カゾ・デ・マイヨール リリース!!

アランから受け継いだバニュルスのテロワールを継承し表現する、新生カゾ デ マイヨール リリース!!

 

ル・カゾ・デ・マイヨール=アラン・カステックスの名を知らないものはいないのではないかというくらい、バニュルス、そしてフランス全土では彼の存在は偉大です。そんなアラン・カステックスもバニュルスの急斜面の畑を耕す事に困難を感じていました。そんな時に出会ったのが、ジョルディ・ペレズ。ジョルディの人柄と情熱に触れるうちに、2015 年に自身のドメーヌを引き渡す事を決意しました。

カゾ・デ・マイヨールのワインが生まれる畑はシストと呼ばれるスレート状の石が重なりあった土壌で構成されています。非常に野性的な自然そのままの環境で、野性のフヌイユ、ローズマリー、タイム、ラベンダーなど様々なハーブやオリーブ、低木で囲まれており、急斜面を下ったその先には地中海が広がっています。

 

Casot des Mailloles

カゾ・デ・マイヨール

あのカゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズは1983年のトゥールーズ生まれ。奇しくもアラン・カステックスと同じ街の生まれ。彼の最初の仕事は公務員。しかし庁舎での退屈な事務仕事が嫌になり25歳の時に退職。ボルドー大学で醸造学を学び、その後約2年間、サンジュリアンのシャトー・ベイシュベルにて働き、続いてさらなる経験と自身の生活の為、マルマニヤック及びラングドックの大手ドメーヌで責任者を努める。この頃からジュルディは有機栽培に関して興味をもっていたが、自然派ワインの存在はまったく知らなかったという。

彼は現在36歳。バニュルスに移り住み2年。カゾ・デ・マイヨールでの経験も2017年で3年目を迎える。彼ははっきりとものを言う。最近の自然派に多いキャンディー的なマセラシオン・カルボニック香や酢酸香は嫌いだ、と。一緒にテーブルを囲み、とある有名な自然派生産者のワインを飲んだときにも、MC香が強すぎるから俺は好きじゃない、と言っていた。彼のワイン造りはしっかりとした方向性があり、各キュヴェにはきちんとしたキャラクターが表現されている。

 

********************************

2018 Vin de France Obreptice
ヴァン・ド・フランス・オブレプティス

会員価格:¥3,600 (税抜)

品種:ヴェルメンティーノ80%、マルサンヌ20%

ジュルディが新たに購入した標高700~800mに位置するバニュルスの新しい区画で栽培されるヴェルメンティーノ80%、マルサンヌ20%で構成される新しい白ワイン。半分は樽熟成、そして半分はステンレスタンクで発酵・熟成され、その後アッサンブラージュ。マセレーションしたような薄いオレンジ掛かった麦藁色の外観。果実の力強さがありながら、標高の高さゆえの綺麗な酸をしっかりと感じ、アフターにはキレがあります。将来へのポテンシャルの高さ、期待感を持つことができる素晴らしい白ワイン。

********************************

2018 Vin de France Rosé de Zaza
ヴァン・ド・フランス・ロゼ・ド・ザザ

会員価格:¥3,800 (税抜)

品種:シラー80%、マルサンヌ20%

白かロゼしか飲まないジョルディの奥様、エルザ(ザザ)の為に造ったロゼが、このロゼ ド ザザ。オーヴェットが所有していた花崗岩土壌のタレイラックの畑に植わる樹齢25年のマルサンヌ20%、シラー80%を収穫後にプレス。その後ステンレスタンクにて1ヶ月以上かけてアルコール発酵。アランはセニエにてロゼを醸造していましたが、ジョルディはロゼにフレッシュさを残すために、ダイレクトプレスにて醸造。アランのロゼとは方向性が違い、より酸と塩っぽさをかんじさせる酒質の透明感と、やわらかな果実味が舌の上に広がる、爽やかな味わいに仕上がっています。様々な料理と会わせることができる万能なロゼ。

********************************