生産量は極めて少なく、現地でも入手困難な希少なワイン!!

春になるとロワールのワインが飲みたくなりますね。

今日は個人的にも大好きな生産者ティボー・ブディニョン2017年の新入荷のご案内です。

この生産者はまだ日本での知名度が低いのかもしれませんね。マイナーな産地で酒質もやや硬めですが最高のアンジュー・ブランですよ!!

今では畑を3haまで増やし、念願のサヴニエールでも自身のワインを手掛けるようになり今後も楽しみですね。

2017年は2016年と同様に霜の影響でかなり収量が減り、霜の影響を受けなかったブドウはその後、健全に生育し無事に収穫できましたが2017年のサヴァニエールは生産できなかったそうです。今年はアンジューの2アイテムが各12本のみ入荷です。


Domaine Thibaud Boudinons / ティボー・ブディニョン


数十年かけても大成することなく終わる生産者もいれば、ゼロからのスタートで瞬く間に驚くべきワインを生み出す生産者もいる。ロワールに突如として現れたティボー・ブディニョンは後者の最たる例だ。初ヴィンテージは2009年。アンジューに所有するシュナン・ブランの1.7haの小さな畑から生み出された彼の作品は、すぐにフランスのワイン関係者の熱い注目を集めた。フランス各地の多くの星付きレストランから求められ、ワイン評価誌のルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスで「偉大な発見」と称えられた。生産量は少なく、飲む機会を得るのは難しいが、ワインに造詣深い現地のプロフェッショナルが口々にその名を挙げる存在である。

ボルドーのメドックで生まれ育ったティボーはワイン生産者の家系出身ではなかったが、彼の祖父はメドックの生産者にブドウの仕立て用の支柱を供給していた。時には支柱とワインを交換することもあったそうだ。ティボーにとって上質なワインは子供の頃から身近な存在であり、いつしかワインを人生の一部と感じるようになっていた。
彼に大きな転機が訪れたのは10代の頃。祖父と母を相次いで亡くしたのだ。彼らから相当額の遺産を相続したが、母のフランソワーズは1通の手紙も遺していた。「このお金で自分の人生を始めなさい」。刹那的な消費には走らないように、と母親らしい注意書きが添えられたそのメッセージを目にしたティボーは、ワイン造りを生涯の仕事することに決めたのである。

(輸入元フィラディスの資料より)

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2017 Anjou Blanc
アンジュ・ブラン

会員価格:¥4,500 (税抜)

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2017 Anjou Blanc A Francois(e)
アンジュ・ブラン・ア・フランソワ

会員価格:¥6,300 (税抜)

サン・ランベール・デュ・ラテに所有する畑の中でも最高の区画とブドウをセレクションして造られるティボー最高のアンジューであり、自らのドメーヌを興す力を与えてくれた祖父と母に捧げるキュヴェ。洗練された白い果実のアロマ。完全な熟度を備えた果実に編み込まれた目の覚めるような酸と確固としたミネラルが次の一口を誘う。力強くも繊細、緻密で伸びやか。長い余韻には塩っぽさとほろ苦さが漂う。アンジューというアペラシオンの枠をはるかに超えたロワールの偉大なシュナン・ブラン。