知っておきたい、絶対押さえておくべきブルゴーニュの銘醸地「Pommard」

ワイン暦 2022年3月18日 Anyway Grapes

日本初上陸生産者のご紹介です！！！

コート・ド・ボーヌ地区ポマール村に本拠地を構える

『Domaine Georges Joillot / ドメーヌ・ジョルジュ・ジョワイヨ』

輸入元さんに一通り試飲させていただきましたが、

久しぶりに感動するブルゴーニュに出会いました〜＼(^-^)／

日本での知名度はコート・ド・ニュイ地区のワインほど高くはないですが、ポマール村は中世から名高い、赤ワインの銘醸地なんです！！

ニュイのワインは凛とした緊張感のある味わいでワインバーやレストランで楽しむイメージだとしたら、ボーヌは豊富な果実味と華やかな香りに優しく包まれる感じでしょうか。肩の力がふっと抜けるような感じでしょうか(^ ^)

エントリーキュヴェのブルゴーニュ・ルージュは果実味に富み、赤いフルーツの香りが華やかな印象のワイに仕上がっています♪

オー・コート・ド・ボーヌはもう少しカシスなど黒系果実の印象があり、タンニン味も感じられます。

村名クラスになると、豊富な果実味と華やかな香りにスパイス等の複雑味が加わり、余韻も長く感じられます。

先ずは、ブルゴーニュ・ルージュとオー・コート・ド・ボーヌを味わってみてください！！

『Pommard / ポマール』はコート・ド・ボーヌの村名アペラシオンの１つ

北をボーヌ、南をヴォルネイに挟まれたブルゴーニュを代表する銘上ワイン産地です。行政上はブルゴーニュ地域圏コート・ドール県ポマール村。

中世の頃から高い評価を得ており、“ボーヌ地方のワインの花”と賞されていました。フランスを代表する文豪ヴィクトール・ユゴーやブルボン王朝初代国王アンリ4世や4代国王ルイ15世が愛したワインとして知られています。

北側ボーヌ村に接する土壌は、粘土、石灰、酸化鉄の混じる泥炭土や褐色石灰岩質の土壌。
南側ヴォルネイ村に接する地域の土壌は、赤みを帯び、鉄とミネラル分が豊富。小石や粘土が多い泥炭土や褐色石灰岩質土壌。

そのため、南側と北側で造られるワインは少し特徴が異なってます。

一般的に南側で造られる赤ワインは、パワフルで男性的なタイプ。北側で造られる赤ワインは、果実味に富んでしなやかな女性的なワインに仕上がると言われています。

Domaine Georges Joillot

ドメーヌ・ジョルジュ・ジョワイヨ

1929年にブドウの苗木屋で栽培者だった祖父ロベール・ジョワイヨによって設立。
彼の息子ジョルジュ・ジャワイヨは1971年に急死するまで父の後を継ぎました。３代目で現当主のジャン・リュック・ジョワイヨは1981年、母親のシモンヌ・ジャワイヨより、6haの畑を受け継ぎます。
1980年代と1990年代に、ポマール村の一級畑「Les Epenots」と「Les Charmots」の区画を取得。
2019年には４世代目がドメーヌに加わりました。
現在は、計14ha の畑を所有しています。

現当主の娘ジャンヌ・ジョワイヨと結婚したシモン・グタールは伝統を守りながらもドメーヌに新しい風を吹き込んでいます。
2019年から新たな体制となり、ジャン・リュックの父「ジョルジュ・ジョワイヨ」に敬意を表してその名前をドメーヌ名に冠しています。

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