錚々たる生産者のもとで研鑽を積んだ「ヴァランタン・デロージュ氏」が手掛けるワイナリー

ロワール地方から新着ワインのご案内です。

フランス・ロワール地方のトゥーレーヌ地区に拠点を置く、新進気鋭のドメーヌです

ヴァランタン氏は、ブルゴーニュの伝説的ドメーヌであるコシュ・デュリやポール・ピヨで経験を積み、その卓越した醸造技術を故郷のロワールで発揮しています。

ドメーヌ名「Les Quatre Piliers(レ・キャトル・ピリエ)」は、フランス語で「4つの柱」を意味し、主に以下の2つの由来に基づいています。
・所有する4つの主要な区画(テロワール)「Les Puits aux Chiens(レ・ピュイ・オ・シアン)、Bernardières(ベルナルディエール)、Bel Air(ベル・エール)、Quatre Piliers(キャトル・ピリエ):この象徴的な地名そのものがドメーヌ名の由来にもなっています。」
・4つの主要なブドウ品種:ドメーヌの基盤となるソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ドニス(ロワールの希少な伝統品種。樹齢50年以上の古樹も所有)、ピノ・ノワール、カベルネ・フランの4品種を、ドメーヌを支える「柱」に見立てているという側面もあります。
若き当主ヴァランタン・デロージュ氏は、この「Les Quatre Piliers(レ・キャトル・ピリエ)」=「4つの柱」という名の下で、ロワールの多様なテロワールと品種の個性を、錚々たる生産者のもとで培った緻密な技術で表現しています。
ドメーヌのフラッグシップでもある「ベル・エール」のスケール感が素晴らしい!!!
熟した柑橘や白桃、白い花のアロマ、密度のある果実味、石灰やミネラル、ほのかな塩味
複雑みのある味わいながら、緊張感のある酸とミネラルに支えられ爽快な余韻。
数年寝かせてから楽しみたい欲求に駆られます。

Les Quatre Piliers

レ・キャトル・ピリエ

ブルゴーニュなど世界中の偉大な生産者の下で経験を積んで故郷に凱旋

ヴァランタン・デロージュはトゥーレーヌのワイン生産者の息子として生まれ、ボルドーで学業を修めた後、シャトー・マンゴ(サン・テミリオン)で初めてロワール地方以外での実践的な経験を積んだ。2015年にはニュージーランドに渡り、ソーヴィニヨン・ブランの醸造に注力する。

その後はブルゴーニュへ向かい、コシュ・デュリやポール・ピヨといったトップ生産者のもとで働き、アルザスではヴァンサン・シップのもとでも経験を重ねた。こうした多様な経験を重ね、2019年にヴァランタンは地元に戻る。しかしヴァランタンは父のドメーヌを継ぐのではなく、自らのドメーヌをゼロから創り上げる道を選んだ。ノワイエとサン・テニャンの間に広がる10 haの畑を有機栽培に転換し、まずはブドウ樹の健全な成長に全力を注いだ。

2020年ヴィンテージから自らのワイナリー、レ・キャトル・ピリエとしてワインを造っている。 

 

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2024 Touraine Ancrage
トゥーレーヌ・アンクラージュ

価格:¥5,720 (税込)

品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

畑:粘土質および火打石質の土壌。オーガニック栽培。55 hL/ha。

樹齢:8、15年

栽培・醸造:手摘みで収穫。ダイレクトプレス。80%コンクリートタンク、20%古樽にて野生酵母を使用し て発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、6カ月澱とともに熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。2カ月瓶内 熟成を行いリリース。

手の届きやすい価格帯で楽しんでほしいと、2023年ヴィンテージからリリースされた新しいキュヴェ。そんなヴァランタンの想いがこのワインから感じ取れる。

ライムやグレープフルーツ、白い花、エキゾチックな香り、ほのかなパティスリーのニュアンス、塩味を思わせるミネラル感が重なる。ミディアムボディながら生き生きとした緊張感があり、砂糖漬けのオレンジやグレープフルーツ、繊細でほろ苦いレモンのようなラインが感じられる。フィニッシュは長く、塩味を帯び、エレガントで、冷たい石灰岩の余韻がそのまま続いていく。エントリーレンジでありながら深みと明確なストラクチャーが感じられる。

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2023 Touraine Grande Cuvée Bel-Air
トゥーレーヌ・グランド・キュヴェ・ベル・エール

価格:¥16,500 (税込)

品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

畑:酸化鉄と石灰岩が混ざった赤粘土。2 ha。南西向き斜面。オーガニック栽培。

樹齢:55-65年

栽培・醸造:手摘みで収穫。1.8バールで24時間かけてプレス。100%自作の樽(228 L)にて野生酵母を使用 して発酵。20%新樽。そのままマロラクティック発酵を行い、1年間熟成。澱を取り除きさらに1年間熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。1年間瓶内熟成を行いリリース。

レ・キャトル・ピリエのフラッグシップはベル・エールという区画から生まれる。

シェール川左岸の南向き斜面に位置し、ドメーヌ最古のソーヴィニヨン・ブラン(樹齢およそ60年)が植えられている。非常に凝縮感があるが、樹齢の高さと低収量ということだけでなく、火打石混じりの砂、その下に赤粘土が広がる土壌構成が、スパイシーな豊かさと広がりのあるテクスチャーをワインに与えている。 圧倒的なスケールと存在感を備えた“真のグラン・ヴァン”と呼ぶにふさわしい1本。

熟した柑橘や白桃、白い花に、砕いた石灰岩やほのかなスモーク、塩味を帯びたミネラルが重なり、香りは層を成して立ち上がる。口中では厚みのあるエキスと明確なストラクチャーが感じられ、それを精緻で張りのある酸が美しく支える。余韻は長く、ミネラルと柑橘の皮のニュアンスが静かに持続し、時間とともにさらなる深化を予感させる。

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2023 Vin de France Pineau d’Aunis
ヴァン・ド・フランス・ピノー・ドニス

価格:¥8,250 (税込)

品種:ピノ・ドニス100%

畑:シェール側からわずか200 mの畑。粘土を含む砂質土壌。オーガニック栽培。

樹齢:45年

栽培・醸造:手摘みで収穫。除梗を行い、9日間のマセラシオン。100%自作の樽(228 L)にて野生酵母を使 用して発酵。10%新樽。1年間熟成を行い、無濾過・無清澄で瓶詰め。6カ月瓶内熟成を行いリリース。

ロワールの唯一無二の品種としてヴァランタンが今後注力していきたいと語るピノー・ドニス。 その言葉の通り、前ヴィンテージに比べて一段スケール感が上がったように感じられる。

白胡椒やピンクペッ パーを思わせるスパイスが立ち上がり、ラズベリーや赤スグリの明るい赤系果実が重なる。口当たりは軽やかで透明感が高く、果実のジューシーさとハーバルな緊張感が心地よく共存。タンニンはきめ細かく、酸が骨格を形成するドライで洗練された仕上がり。飲み疲れのない、食中酒として完成度の高いピノ―・ドニス。

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2022 Vin de France Premiere Cuvée Cabernet Franc
ヴァン・ド・フランス・プリミエール・キュヴェ・カベルネ・フラン

価格:¥8,580 (税込)

品種:カベルネ・フラン100%

畑:火打石と石灰岩土壌。オーガニック栽培。

樹齢:70年以上。

栽培・醸造:手摘みで収穫。14日間のマセラシオンを行い、ステンレスタンクにて野生酵母を使用して発酵。シュヴァル・ブランから譲り受けた古樽で1年間熟成を行い、無濾過・無清澄で瓶詰め。6カ月瓶内熟成を行いリリース。

赤スグリやカシスを中心とした果実は十分な熟度を感じさせ、スミレや穏やかなハーブのニュアンスが奥行きを与える。口に含むと、果実の凝縮感と厚みのあるストラクチャーが明確で、それを下支えする酸は非常にクリーンかつ精緻。ワイン全体に緊張感と深みをもたらしている。タンニンはきめ細かく、質感は滑らか。 2023年は果実・酸・構造のバランスに優れ、トゥーレーヌの品格と完成度を強く感じさせる仕上がり。