南アフリカワインを牽引!『The Sadie Family Wines / ザ・サディー・ファミリー・ワインズ』
南アフリカのトップ生産者イーベン・サディ氏の新ヴィンテージ入荷のご案内です。
11キュヴェ入荷しておりますが、
もちろん全て割り当て、、、、
残念ながら、試飲はできそうにありません(T_T)
ご興味ある方はお早めにどうぞ〜
The Sadie Family Wines
ザ・サディー・ファミリー・ワインズ
正に名実ともに今日の南アフリカワインを牽引するイーベン・サディ氏のワイナリーです。彼は10代の頃から15年間ヨーロッパのワイナリーで修業し、南アフリカに戻った後は 『スパイス・ルート・ワインズ』 で醸造責任者を勤めました。その後1998年にスワートランドにこの自身のワイナリーを設立し、翌年の1999年に古樹による低収量ブドウから造る混醸の白ワイン「パラディウス」と赤ワイン「コルメラ」を発表しました。この2つのキュヴェには、まるで南アフリカの大自然を体感できるかのような圧倒的なスケール感が表現されており、彼は瞬く間に注目を浴び一躍時の人となりました。それ以来、南アフリカにおいて最も革新的でインスピレーションに溢れるワインメーカーとして常に最高の評価を得続けています。
◆ティム・アトキンによる初代〔Winery of the Year〕。1級格付け。
◆『プラッターズ・ワイン・ガイド2015』:〔Winery of the Year〕
など彼の畑には樹齢100年以上にもなる多くの古樹が全て灌漑なしで植えられていて、徹底して大地の力を信じた栽培管理が行われています。その古樹から造られたワインは、それぞれのブドウ樹の生き様と土壌の特性を紐解くかのような 「格式がありながらも滋味あふれる味わい」 を湛えており、毎年ずば抜けた出来栄えで、他のワイン生産者から熱いリスペクトの眼差しが注がれています。またイーベンは常に完璧を求める職人気質で、畑管理だけでなく全ての工程で機械化とは無縁のスタイルを貫き、重力の力を活かした醸造を行うなど、ほぼ全ての工程が手作業で行われています。このようにして栽培と醸造に大いなる情熱を傾け、スワートランドのテロワールを最大限に表現したワインを生み出しています。しかしながら彼は生粋のサーファーでもあるので、海に入る時間を大切にしたいとの理由から、残念ながら今のところこれ以上生産量が増える予定はないそうなので、これからも予約で完売の状態は続きそうです。
(輸入元ラフィネの資料より)
***************************
2014 W.O. Voor-Paardeberg Vice White
W.O. ・ブール・パーデバーグ・ヴァイス・ホワイト
価格:¥6,000 (税抜)
【品種】シュナン・ブラン、パロミノ、ヴィオニエ、クレレット・ブランシュ、ヴェルデーリョ
【産地】パールドバーグ地区の5区画
【収穫】完熟ブドウのみを選果しながら手摘みにて行う
【全房使用率】100%
【発酵】500Lの開放槽使用
【熟成】12カ月間
【瓶熟成】36カ月間
【テイスティングノート】果実味、ミネラル感、酸のバランスが良く、様々な料理にあわせやすい白ワインで、熟成することによりさらなるふくよかさが期待できます。
***************************
2019 W.O. Olifants River Skurfberg
W.O. オリファンツ・リヴァー・スカーフバーグ
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】「スカーフバーグ」とは”険しい山”の意味で、その名の通り急な斜面に位置する畑から生まれたキュヴェです。
【2019年VTG】通常の年の1/3しか収量がありませんでしたが、例年以上にピュアで美しい仕上がりです。
【品種】シュナン・ブラン 100%
【産地】オリファン・リヴァー地区のスカーフバーグ山
【区画】急な斜面に位置する3つの古い区画
【区画特性】《区画①》最も標高が高く海に近いのでいきいきした酸味やフレッシュ感に富む 《区画②》ミネラル豊富
《区画③》豊富なアロマや凝縮した果実味を生む
【土壌】石の混じる砂質
【気候】降雨量がかなり少ない乾燥した気候
【仕立て】深く根を張ったブッシュヴァイン:乾燥した地域ですが灌漑は不要
【発酵】区画ごとに分け、古樽にて野生酵母による自然発酵
【熟成】区画ごとに分けたまま12か月間熟成し、ブレンドしたのち更に6か月間寝かせる
【テイスティングノート】果実味が驚くほど凝縮しており、カリンなどの核果の果物の風味に鮮やかなミネラル感と美しい酸が見事に折り重なり、生き生きとした印象の仕上がります。
***************************
2019 W.O. Swartland Skerpioen
W.O. ・スワートランド・スケルピオン
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】「スケルピオン」はアフリカーンス語で”サソリ”の意味
【2019年VTG】干ばつのため収量は大幅に減少しましたが、例年通りの自然な酸と直線的で美しいフォルムを持っており、その出来栄えは2012年以降で最高の評価に値するでしょう。
【品種】シュナン・ブラン 50%、パロミノ・フィノ 50%
【産地】スワートランドのセント・ヘレナ・ベイ地区 Dwarskersbos村近郊
【気候】海岸から2キロの距離にもかかわらず年間降雨量は300㎜と非常に少なく、涼しくて乾燥しています。
【土壌】下部がチョーク質の石灰岩
【畑面積】2.4ha
【樹齢】約60年
【醸造】プレス後にジュースを合わせ、古樽にて野生酵母による自然発酵
【テイスティングノート】アタックに豊かなライムの風味が感じられ、フレッシュな酸を伴うピュアな果実味と、美しく直線的なフォルム、そして僅かな塩味が綺麗に調和しており、非常に凝縮感があります。少なくとも1~2年は寝かせてか ら飲むことをお勧めします。
***************************
2019 W.O. Olifants River Kokerboom
W.O. オリファンツ・リヴァー ・コカーブーン
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】畑の近くに生えている印象的な形をした古木のアロエの呼び名である「コカーブーン」から名付けられました。
【2019年VTG】干ばつのため生産量は例年の半分でしたが、ブドウは完ぺきに熟し、2015年と並ぶ最高の出来栄えです。
【品種】セミヨン・ブラン 70%、セミヨン・グリ 30%
【セミヨン・グリ】南アフリカ固有の果皮が淡い赤色をした品種
【産地】オリファンツ・リヴァー
【畑】この地域で最も古い手付かずの畑のひとつで面積が非常に小さい区画です。
【土壌】細かく砕けたテーブルマウンテン・ストーン
【樹齢】1930年代
【発酵】プレス後にジュースを合わせ、古樽にて野生酵母による自然発酵
【熟成】シュールリーにて18カ月間
【テイスティングノート】レモンやカモミールの風味に美しい酸と深味のあるミネラル感が溶け合い、濃密なテクスチャーを感じさ せ、洗練されたアカシアの蜂蜜のニュアンスを伴う長い余韻へと誘われます。5~15年は熟成できるでしょう。
***************************
2018 W.O. Swartland Palladius
W.O. ・スワートランド・パラディウス
価格:¥13,000 (税抜)
【キュヴェ名】「パラディウス」とは、ローマ時代の農業学の第一人者であった Columella/コルメラ の後継者で、 『農事論/ Opus Agriculturae』 を記した農学者の名前です。彼の哲学を大切に受け継ぐという意味を込めて名付けられまし た。自社畑の17区画で育つ複数品種のブドウを用いて、スワートランドのテロワールを最大限に表現しながら、より複 雑で尚且つ瓶内でしっかり熟成していくように、各品種の特性を見極めて非常に注意深くアッサンブラージュされた キュヴェで、白ワインの枠を超えるスケール感があります。
【全9品種】シュナン・ブラン、グルナッシュ・ブラン、クレレット・ブランシュ、ヴィオニエ、ヴェルデホ、ルーサンヌ、セミヨン・グリ、セミヨン・ブラン、パロミノ
【産地】パールドバーグ地区
【土壌】《13区画》花崗岩
《4区画》砂質
【圧搾】バスケット・プレス
【発酵】品種ごとに分け、卵型のコンクリートタンク、アンフォラ、古い木樽を用いて自然発酵
【熟成】それぞれ発酵槽のまま収穫から24か月間を過ごし、ブレンド。
【テイスティングノート】例年以上に鮮やかな酸があり、遥かに層が厚く引き締まった印象ですが、非常に複雑でバランスが取れていて滑らかでエレガンスな仕上がりです。
***************************
2019 W.O. Stellenbosch Mev. Kirsten’s
W.O. ・ステレンボッシュ・メヴ・カースティンズ
価格:¥18,000 (税抜)
【キュヴェ】南アフリカで最も古いシュナン・ブランの畑から造られたキュヴェで、この畑の所有者であるカーステン未亡人(Mev./ メフロウ)の名を冠しています。2006年がファースト・ヴィンテージです。
【2019年VTG】リリース後最高評価のVTGだった2015年と同等か、上回る出来栄え
【品種】シュナン・ブラン 100%
【産地】ステレンボッシュ、ヨンカーショーク、Bothmaskop/ボスマスコップ山の麓
【区画面積】僅か1ha
【土壌】花崗岩
【植樹】1920年代:樹齢約100年:ブドウからは輝かしいほどの酸が得られ、非常に 長い熟成が期待できます。
【収穫】独特の酸味を充分に残すため早期に行います
【発酵】野生酵母による自然発酵
【マロラクティック発酵】あり
【テイスティングノート】たっぷりとしたテクスチャーで密度が高く力強い印象ですが、余韻は長く非常にエレガントです。抜栓まで 少しでも長く寝かせておくとしっかりと花開き、少なくとも20年は熟成可能です。
***************************
2019 W.O. Swartland Pofadder
W.O. ・スワートランド・ポフェイダー
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】「ポフェイダー」とはアフリカーンス語で”蛇”を意味し、畑までの山道がまさに蛇のように曲がりくねっていることから 名付けられました。
【2019年VTG】干ばつの影響はありましたが早めに収穫することにより、酸を残し例年と同レベルの完熟ブドウを得られました。
【品種】サンソー 100%:収量を抑えながら充分に完熟させるというのが難しく、非常に酸化しやすい品種なので、管理が容易ではないため、19世紀後半からはデイリーワイン用品種という立場でした。
【産地】スワートランドのカステルバーグの西にあるRiebeek山山頂付近
【土壌】粘板岩と分解頁岩
【発酵】古い木製の開放桶にて、1日に1~2回足でパンチダウンを行う
【スキンコンタクト】約30日間
【熟成】酸化を避けエレガントさを保つため手作業で慎重に直接古樽に移し約12カ月間寝かせる。
【テイスティングノート】例年以上にアロマティックでより複雑ですでにしっかりと開いており非常のにバランスの良い口当たりです。
***************************
2019 W.O. Swartland Treinspoor
W.O. ・スワートランド・トレインスプール
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】「トレインスプール」とはアフリカーンス語で”鉄道”を意味し、畑のそばに古い線路があることから名付けられました。
【品種】ティンタ・バロッカ 100%:古くからスワートランド地区における重要な品種
【産地】マルムズバリーから西のダーリング方面へ約4キロ程の産地
【土壌】花崗岩とテーブルマウンテンの砂質が混ざった土壌
【植樹】1974年:ティンタ・バッロカは美しい色味と引き締まった酸味により一般的にはブレンド用の品種として認知されていますが、樹齢を経ると複雑味が生まれ、単醸しても深い味わいを醸し出すことはなかなか知られていません。
【仕立て】ブッシュヴァイン(株仕立て):ティンタ・バロッカは果皮がたいへん薄く紫外線に弱い品種ですが、この地域のブッシュ・ヴァインは果樹自身が枝ぶりを変化させて房を光から守るという、驚くべき進化を目の当たりにすることができます。
【テイスティングノート】最上級のイタリアのピエモンテの赤ワインを彷彿とさせるような、大きな存在感を示す鮮やかな果実味が魅力的です。辛抱強くしばらく寝かせることでさらに花開くでしょう。
***************************
2019 W.O. Piekenierskloof Soldaat
W.O. ・ピーケニアースクルーフ・ソルダット
価格:¥7,700 (税抜)
【キュヴェ名】「Soldaat/ソルダート」とはオランダ語で”兵士”の意味で、畑のある山の名前「Piekeniers/ピーケニア」が”歩 兵”を意味することから名付けられました。
【2019年VTG】これまでで最低の収量を記録したほど干ばつに悩まされ、計り知れないほどのチャレンジを擁する困難な年でしたが、ブドウは完ぺきに熟し、良年に見られるような華やかなアロマと
【品種】グルナッシュ・ノワール 100%:世界最大の栽培面積を誇る品種で南アフリカでも栽培面積の多くを占めます。
【産地】ピーケニアスクルーフ山近郊シトラスダール・マウンテン地区:昔からグルナッシュ・ノワールが植えられていたエリア
【畑立地】標高は700m前後で、東向きの斜面
【気候】非常に冷涼
【土壌】花崗岩
【醸造ポリシー】グルナッシュ・ノワールはフレッシュで明るく生き生きとした果実感やミネラル感にあふれた魅力的な品種にもかかわらず、しばしば過度な抽出がなされ高いアルコールを感じる仕上がりになりがちなので、その点に留意して、エレガントな側面を最大限に生かすように醸造しています。
【テイスティングノート】チェリーやザクロなどの鮮やかな果実香があり、非常に凝縮していてしなやかで直線的なテクスチャーです。今はまだタンニンにはややグリップ感がありますが、熟成を経るとともに土壌由来の土っぽいアロマが加わり、 滑らかな舌触りへと変化していくでしょう。
***************************
2018 W.O. Swartland Columella
W.O. ・スワートランド・コルメラ
価格:¥16,000 (税抜)
【キュヴェ名】「Columella/コルメラ」とは古代ローマ時代を代表する農学者の名前で、彼の哲学を大切にしたいという思いから名付けられました。
【2018年VTG】複数の区画と品種のダイナミズムを見事に表現した最良年のひとつと言える出来栄えです。例年よりシラーが少ないため、それ以外の品種、特にムールヴェードルの特性が顕著に表れています。
【全6品種】シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー、ティンタ・バロッカ、カリニャン
【産地】スワートランド:パールドバーグ(2区画)、カステルバーグ(4区画)、マルムズバリー、ピケットバーグ
【畑立地】標高が高く冷涼で、南向きの斜面
【土壌】花崗岩、スレート、砂質
【全房使用率】100%
【発酵】全8区画を別々に分け3300Lの開放槽を用いて、3週間24℃にて予備発酵を行った後、温度を自然に上げ自然発酵。
【熟成】フレンチ・オーク樽にて12か月間寝かせた後(新樽比率:10%)、楕円形のフードルに移し替えて更に12か月間
【テイスティングノート】これまでで最も果実味が豊かですが過剰ではなく、大きなストラクチャーを持っています。それはまるで力強く揚力をもった飛行機のように、悠々としたスケール感と伸びやかさを感じさせます。今でも充分満足感 は得られますが、寝かせるとさらに素晴らしい面を見せてくれるでしょう。
***************************
2008 W.O. Swartland Cape Tawny 375ml
W.O. ・スワートランド・ケープ・トウニー
価格:¥6,500 (税抜)
【キュヴェ】全ての醸造工程が手作業で行われた12年熟成のポートワインで、長くワイン造りに携わってきた二―ポルト家の協力 のもと造られたキュヴェです。今回のリリース量が非常に限られているためどうしてもコレクター性が高くなりますが、サディ氏は少しでも多くの人に楽しんでもらうため、375mlボトルを採用しました。
【品種】ティンタバロッカ、グルナッシュ、カリニャン、ピノタージュ
【産地】スワートランド
【土壌】風化した花崗岩
【平均収量】15~25hl/ha
【収穫】最も大切な酸と糖のバランスを保つため、過熟にならないようにしっかりとタイミングを見極めて手摘みにて行う。
【全房使用率】100%
【醸造】足で踏んで抽出し自然発酵を行い、5年熟成のブランデーを添加して休ませた後、縦型のバスケットプレス機でプレスし瓶詰して12年間熟成させる。
【残糖】85g/L