アルザス古酒 「Edelzwicker / エデルツヴィッカー」
フランスのレストランさんが手放した、アルザス古酒が一挙入荷。
セラーに大切に保管されていたのだろうなと感じられる状態の良いワインばかり、日本に流通していない造り手のワインが多く調べるのは大変ですが…ワクワクと心が弾み楽しさが勝ります(笑)
こちらは、Edelzwicker / エデルツヴィッカー 1000ml
12本まとめて出てきたので、一本試飲してみることに(^ ^)
Edelzwicker / エデルツヴィッカーとは
フランスのアルザス地方で生産されている白ワインであり、複数の品種をブレンドすることが認められた白ワインです。
多くの造り手がカジュアルな日常消費用ラインとして生産しています。
「エデルツ=高貴な」「ヴィッカー=ブレンド」という意味があり、もともとは単にヴィッカーと呼ばれていたようですが、安価な日常消費用ワインと区別するために高貴なという言葉を付け足したようです。
気軽に楽しむカジュアルラインなので、果たして熟成するとどうなるのか、、、、、
もう一点、ちょっと濁っているように見えたので確認のために抜栓!
この写真でわかるでしょうか
キャップシールの下1センチくらいから瓶が曇っています。
ずっと動かされることなく保管されていたのでしょう
澱が瓶に張り付いているから濁っているように見えたんですね〜
コルクはノマコルクでした。
ノマコルク
サトウキビ由来のバイオプラスチックに加工した合成コルク
酸素透過性を調整できたり、ブショネのリスクを回避できたり、コルク片がワインに落ちないなどと、なかなかの優れものです。
さて、ワインは?!
おぉー!!いい感じの熟成感ではないですか〜
ノンヴィンテージなので、年代は推測でしかありませんが
ノマコルクが流通し始めたのが、1999年頃なのでおそらく2000年代前半でしょうか
密閉性が高いコルクなので熟成もゆっくりと進んだのではないかと思われます。
いわゆる枯れた雰囲気は感じられません。
柔らかく丸みのある果実味がとても心地よく感じられます♪
素性を探りながら想像して呑む
分からない事だらけが面白い 。。。。。
オールドヴィンテージは抜栓が非常に難しいこともありますが、こちらはノマコルクなのでその心配もありませんよ〜(笑)
N.V. Edelzwicker Retrocession 1000ml / Cave Vinicole Ingersheim
エデルツヴィッカー・レトロセッション 1000ml / カーブ・ヴィニコール・インゲルスハイム
価格:¥5,000 (税抜)