「Jean-Yves Bizot / ジャン-イヴ・ビゾ」×「Hervé Bizeul / エルヴェ・ビズル」幻のコラボレーション!!

「Jean-Yves Bizot / ジャン-イヴ・ビゾ」×「Hervé Bizeul / エルヴェ・ビズル」幻のコラボレーション!!

生産本数2200本 各国割り当て極僅か!!!

市場で最も入手困難なブルゴーニュのドメーヌの筆頭と言われ、カルト的な人気を誇るヴォーヌ・ ロマネ自然派の傑人「Jean-Yves Bizot (ジャン-イヴ・ビゾ)」と、南仏を代表する醸造家の 「Hervé Bizeul (エルヴェ・ビズル)」。2013年にエルヴェがビゾからのメールを受け取ったことをきっかけに、2人の幻の協働への道は静かに幕を上げました。

2020年、ピノ・ノワールの一区画で、ビゾが収穫に参加しました。彼の非介入の醸造方法を実践して欲しいとエルヴェが依頼したことで、夢は現実になります。ミニマリスト(必要最低限)による作業は、除梗なし、全房発酵、葡萄から始まる温度管理はせず、硫⻩も不使用。デキュヴァージュとアントナージュ(タンクから新樽への移行)を素早く行い、新樽にて12か月熟成するだけです。生産者にとっては非常に大きなリスクを伴いますが、これが自然の法則に従ったビゾの醸造なのです。

 

Jean-Yves Bizot & Hervé Bizuel ,Le Clos des Fées

ジャン-イヴ・ビゾ&エルヴェ・ビズル(ル・クロ・デ・フェ)

2022 Vin de Pays des Côtes Catalanes 100 Phrases Pour Eventails
ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン・100フレーズ・プーフ・エヴァンタイユ

価格:¥165,000 (税込) 

品種:ピノ・ノワール100%

土壌:赤と黒の粘土質。ゲル化した石灰岩粒子、深く根を張る土壌。

栽培:ブルゴーニュの偉大な生産者の「ライブラリ」から選ばれたセレクション・ マサールに、近年のピノ・ノワール2種。グラン・クリュ級の丁寧な栽培。

非常にピュアな香りが漂うこのキュヴェは、ポール・クローデルの俳句、「百扇帖」 へのオマージュ。素晴らしい風味と澄だテクスチャーが特徴です。ピノ特有の極 めて繊細なタンニン、洗練された官能的な口当たりに、彫りの深いフィニッシュが ⻑く続く。非常に純粋で、フレッシュ、張りのある偉大なワイン。

Yohan Castaing ‒ ヨハン・カスタン氏 

「このキュヴェは、ブルゴーニュ地方 に植樹されているのではなく、ルシヨン地方にあるClos des Fées(クロ・ デ・フェ)ヴェイユ・ヴィーニュのピノ・ノワールです。 たくさんの太陽にさらされてしまうことのないように、 あえて北向き斜面にし、赤粘土質土壌から造られます。芳醇な香り。かすか にスパイスが感じられ、素晴らしいピ ノ・ノワールが併せ持つ、程良く、まさに完璧な状態といえます。グリーンペッパーのニュアンス、時間が経つとメントールの爽やかさも付加されます。非常にピュアなアロマが広がり、 ジューシーで澄んだ味わい。深みと厚みのある味わいを、酸味が見事に包み込んでいます。チャーミングで力強いワイン。タンニンの印象から、 南仏の出身であることは感じられますが、全体的に洗練されていてエレガント。余韻に感じる苦みも、非常に美しい。」

Yohan Castaing=Anthocyanes創設者兼ディレクター。ボルドー生まれ、ワインの世界で20年以上の経験を持つ。RVF、LExpresse、Gaut&Millaut、 Decanterなどの著者でもある。

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Jean-Yves Bizot ジャン-イヴ・ビゾ

ボーヌで葡萄栽培と醸造学の教授をしているビゾは、1995 年から現当主となる。

アンリ・ジャイエ旧居の向かいに住んでおり、ヴォーヌ・ロマネで隣り合った区画を所有していたことから、生前、畑作業中にワイン造りについて話をすることがあったことも。1997年から完全な有機農法に切り替え、収穫量は 1 本の木に 5 房までに制限し、徹底した低収量を守っている。ルロワと同じ哲学を持っており、葡萄の木のエネルギーを引き出すことに力を注いでいます。選果後、除梗、破砕せずに健全な状態で全房のまま発酵槽へ入れ、自然酵母による発酵。亜硫酸を添加せず、二酸化炭素を注入し、酸化を防ぎます。澱引きはしない。最小限の硫黄をボトリング時にのみ添加する。

「全房、新樽、最小限の硫黄」は非常に正確に実行されなければならないアプローチです。瓶詰めは 100%手作業、各樽 から直接ボトルに瓶詰めする。「出来るだけシンプルに余計な介入はしない。」

ビゾはワインを動かさなければ動かさないほど、果実の表現力が高まると考えています。2020 年、世界最優秀ソムリエらトッ プソムリエが選んだ世界最高のワインリスト「Star Wine List 2020」において最も多く掲載された生産者となりました。

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Hervé Bizeul エルヴェ・ビズル

1981 年にフランス・ソムリエチャンピオンに輝き、レストラン経営、ガストロノミーの分野でジャーナリストなど多岐にわたる。ルション地方 Le Clos des Fees にてワイン造りに専念。 ジャン・リュック・テュヌヴァン氏のコンサルティングを受け、収量を極端に抑え、果実味豊か、かつエレガントなスタイルのワイン造りをしています。

ル・クロ・デ・フェのフラッグ・シップ・キュヴェ “クロ・デ・フェ 2001”が、「ワイナート 16 号」誌において、Domaine Gauby Muntada(ドメーヌ・ゴビィ ムンタダ)抜いて、96 点という高得点を獲得したのは有名な話です。

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ラベルデザインについて

ah le monde est si beau qu’il faut poster ici quelqu’un qui du matin au soir soit capable

de ne pas remuer

嗚呼 世界は 朝から晩までここに動かぬものを、 、 置いておかねばならぬほど こんなにも美しい、  

天才的なグラフィックデザイナーであるGianfranco Pontillo (ジャンフランコ・ポン ティーヨ)と何時間も電話ですべてについて話をしました。非介入については、日本の「禅」においても、とても大切なことであると話しました。

このワインを造ること自体が座禅をすること。つまり座布団に座り、正しい姿勢をとること、それだけ なのです。

私たちは音楽、文学、色、絵画、本、喚起された白、黑、灰色、空虚について、またタイポグラフィ、映画、味、味、感覚、演劇についても。そしてボト ルにある文字の通り、ある晴れた日、彼が私に提出したアイディアの中で、ポール・クローデルの詩的なフレーズが、驚くほど見事に表現されたカリグラム(デザ インを形成する言葉)の「動かない」という言葉は、ある夏の夜、セーヌ川に押し付けられたかのように私の心に深く刻まれました。

ポール・クローデルの俳句「百扇帖(ひゃくせんちょう)」へのオマージュ

フランスの劇作家、詩人、外交官。外交官としては駐日・駐米フランス大使などを歴任。カトリック信仰に根ざした諸作品で「20世紀前半におけるフランス文学の最も重要な存在の一人」と評される。

『百扇帖(ひゃくせんちょう)』は、クローデルが俳諧にインスピレーションを得て綴った短詩172篇。

すべての詩を<筆>で書いている。代表作品は戯曲『マリアへのお告げ』、詩集『五大頌歌』など。天才彫刻家カミーユ・クローデルは姉である。

1921年(大正10年) 〜1927年(昭和2年)まで、駐日フランス大使を務め、 1924年(大正13年) 3月7日、渋沢栄一と協力して日仏会館を発足している。