1/20 ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ #NationalCheeseLover’sDay

1/20は、ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイだったそうです。
出遅れました!!

 

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

(ちなみに、ナショナル・チーズ・バーガーズ・デイってのもあるようです)

チーズは、最近はスーパーでもナチュラルチーズが購入できるようになりましたね。
世界のチーズの消費量を(2014年度の資料をチーズフェスタのHPより抜粋)比べてみると

1位 25.9kg (フランス)
2位 25.2kg (アイスランド)
3位 24.7kg (フィンランド)
4位 24.3kg (ドイツ)

と上位はヨーロッパの国が占めていますね。
マカロニチーズ、チーズバーガー、ピザなどチーズが大好きっぽいメニューの多いアメリカの消費量が15.4kg。そう思うと、ヨーロッパは日常的に相当な量を食べているんですね。
ちなみに、日本は2.3kgです。

チーズは、たくさんの種類がありますが、(1400とか言われています)だいたい食感というか堅さによって分類されていて、熟成のさせかたがそこに加わります

◎柔らかいチーズ

フレッシュ(例:リコッタチーズ、マスカルポーネ、モッツァレラ)
ソフト、セミソフトは、白カビのようなカビ熟成させたもの、塩水やワインで洗って細菌熟成させたもの、ヤギ乳を使ったものがあります(例:カマンベール、モンドール、クロタンなどのシェーブル)

◎堅いチーズ

セミハードは、青カビチーズのようにカビ熟成させたものと、細菌熟成させたものがあります(例:ゴルゴンゾーラ、ゴーダ)

ハードチーズは基本的に細菌熟成。(例:パルミジャーノ、ミモレット)

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

 

 

せっかくなので、ワインとのペアリングもご紹介します。

コロンビアチーズのオーナーで、Cheesemonger Invitationalという団体の創始者である、Adam Moskowitz さんがすすめるペアリングを紹介します。ワインがチーズをよりおいしくする組み合わせが好きなんだそうです。

 

スパークリングワインにはトリプルクリームのKunik

最初から知らないチーズが(汗)
Kunikを調べてみました。
ジャージー牛のミルク25%、ヤギのミルク75%を使ったニューヨークのトリプルクリームのチーズ。リッチでバターのような食感の贅沢なチーズだそうです。アメリカ行ったら探して食べてみたいですね〜

スパークリングワインの生き生きとした泡は、チーズのクリーミーさを引き立てるとのこと。Kunikは日本ではあまり見かけないので、ヤギ乳ではないですが、トリプルクリームのブリヤサヴアラン、またはちょっと熟成したヤギのチーズにバターをはさんで代用できるのではと思います。

おすすめワインとしては、Domaine Rolet Père et Fils Brut Crémant de Juraが紹介されていました。

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【ANYWAY GRAPES クレマン・ド・ジュラのおすすめ 生産者】

Domaine Philippe Vandelle

Anne et Jean François Ganevat

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白ワインにはクリーミーでリッチなChiriboga Blue

このチーズも聞いたことがないです。発音ができません(汗)

ドイツのババリア地方のブルーチーズで、ロックフォールをモデルに造ったチーズですが、よりクリーミーでバターっぽく、ロックフォールのスパイシーな刺激が少ないので、ブルーチーズ初心者にもおすすめだそうです。熟成は2−4ヶ月でそれほど強い癖がないので、高い酸味と甘み、ネクタリンのような果実味をもつワインとよく合うとのこと。
このチーズを国内で見つけるのも難しそう〜ですね。同じババリア地方のババリアブルーが白カビとのブレンドでわりと癖がないので代用できそうです。

おすすめワインとしては、Dr.Thanischs 2014 Riesling from the Mosel が紹介されていました。

 

 

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

ナショナル・チーズ・ラヴァーズ・デイ

 

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【ANYWAY GRAPES モーゼル・リースリングおすすめ生産者】

Weingut Heymann-Löwenstein

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軽めの赤ワインにはOssau Iraty

 

軽めの赤ワインは、ピレネー地方の羊のハードチーズ・オッソイラティ。ちょっと例外的ですが、アンヌ・エ・フランソワ・ガヌヴァのガメイブレンド(Anne et Jean-Francois Ganevat De Toute Beaute Nature)がよく合うそうです。ちょっとスパイシーで、熟成感のある味わいはのチーズですが、赤い果実味のあるワインと合わせることによってチーズの草っぽさとハーブの風味のバランスがよくなるとのこと。
オッソイラティは、デパ地下の専門店で購入できますね。ピレネーの羊のだったら、バスクのカベルネ・フラン、塩分があるので甘口のパシュラン・デュ・ヴィクビルが同じ地域なので定跡だと思うのですが、ここでガヌヴァというのはちょっと珍しいです。きっと自信がある組み合わせなんだと思います。

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記事で紹介されていたガヌヴァのヴァン・ド・フランス・ド・トゥット・ボテの在庫あります!
マグナムですが。。

Anne et Jean-Francois Ganevat

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ミディアムボディのワインにはNufenenヌフェネン

ヌフェネンというチーズの名前もはじめてききました。スイスのアルペン地方の牛のミルクで造ったハードチーズ。9ヶ月ほど熟成させた伝統的な山のチーズ。写真をみるとグリュイエールやコンテに近い見た目です。熟成の浅いコンテと近そうな味かなと思います。

ワインは、同じく山の産地、アルトアディジェのスキアーヴア(Nusserhofs Elda from Alto Adige is an old vine Schiava )が紹介されていました。ワインのなめらかなタンニンと、バラの花やエキゾチックなスパイスの香りが、ヌフェネンのバターやナッツ、フルーティな味わいと調和するとのこと。

スキアーヴアは現在在庫がないですが、このスタイル(シルキーなタンニン、花の香りとスパイスを伴う山のワイン)としてはアルボワのトゥルソーやプールサールが浮かびますね。

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トゥルソーといえば この人!

Domaine Lucien Aviet

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ヨーロッパは本場なので仕方がないとして、アメリカと日本ではやはり年間一人10キロの差があるせいか、アメリカのほうが多様なチーズが輸入されていますね〜

近年は国内でも多様なチーズが造られているのでまたご紹介できたら、と思います。

 

 

※写真はPixabayで無償配布されている画像で商用利用に際してもロイヤリティーフリーのものを使いました。結構便利です。

 

 

 

 

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