ヴォーヌ・ロマネの優良生産者最新2015年ヴィンテージ入荷。

もう月末になりましたが引き続き新入荷アイテムのご紹介です。

今日はブルゴーニュ。

先月、先々月とブルゴーニュ試飲販売会を立て続けに開催していますが、やはり2014年ヴィンテージの評判が良いです。バランスが取れて若いうちから楽しめるヴィンテージというのはここ最近ではなかなか見られないキャラクターでしたし、12、13に比べて収量が多かった事から値下がりしたのもありがたいですね。

さてそんな訳で2014年ヴィンテージの魅力に取り付かれているところもう既に2015年ヴィンテージのワインがちらほら出てきています。

今日入荷したのはジャン・ルイ・ライヤール。

クラシックかつ繊細な日本人好みのブルゴーニュを生み出すヴォーヌ・ロマネの良心的な生産者。

当主のジャン・ルイ・ライヤールはボーヌの有名なCFPPA（ボーヌ農業促進・職業訓練センター）でも教鞭を執っている事で知られています。

良心的な生産者と先程お伝えしましたが、何が良心的かというと価格です。

このクオリティのドメーヌものをこの価格でリリースしてくれる生産者はなかなか見当たりません。

15年ヴィンテージは前評判の非常に高いヴィンテージ。様々な生産者から話を伺っても質には満足しているとの答えを貰っています。（量は14年よりは少ないそうです。）

昨年訪問したマーク・ハイスマは14年は選果台に10人以上並んだけど15年は6人程で問題なかった程均一に熟した果実を手にする事が出来たと言っていました。

どのようなヴィンテージに仕上がっているのか実際に体験してみてください！

ヴォーヌ・ロマネ村にあるAC区画レ・パキエのブドウを使用。

このキュヴェだけ除梗して造られるのですが15年はどうだったのでしょうか？

温暖だったのでこの年だけ全房を一部取り入れた生産者もいますが、果たして。

収穫は9月10日以降と例年通り遅めの収穫です。

このキュヴェから毎年全房発酵を用いています。

4区画のブレンドで新樽率50%で14ヶ月熟成。

オー・シャン・ペルドリ、レ・メジエール、オー・ラヴィオルの3区画のブレンド。

畑の位置がうまい具合に上部、中部、下部にばらけているためブレンドすることでバランスの良い仕上がりに。

ニュイ・サン・ジョルジュ同様新樽率50%で14ヶ月熟成。

リシュブール上部に位置するボーモン。平均樹齢75年以上のピノ・ノワールを使用しています。

生産量は2樽（560本）程と非常に少ないジャン・ルイ・ライヤールのフラグシップ。

新樽率100%で14ヶ月熟成。