ジュラ、サヴォワ地方の生産者の紹介

Anyway Grapes 試飲販売会《ジュラ、サヴォワ地方 山のワインの魅力》

1月31日に開催するジュラ、サヴォワ(Jura-Savoie)地方の試飲会にお出しするワインの生産者をご紹介します。全部で12から13種類のワインの試飲を予定しております。(12種類の試飲をすると少量ずつでも酔いますので、少し食べてきた方がよいですよー)

品種は、シャルドネ、サヴァニャン、モンドゥーズ、ジャケール、アルテスなど。シャルドネ以外はこの地方固有の品種なので、先入観なしにワインと向き合える楽しさがあります!サヴォワのモンドゥーズを比較できる機会はプロでもめったにないです(笑)

《ジュラ地方》

JURA のワインボトル

ジュラのワインボトル

 

アルボワ村

Domaine Ligier ドメーヌ・リジエ

1988年に設立されたドメーヌ。ステファン・ティソで修行をしています。ワインは全体的にクリアで深みのある仕上がり。アルボワ特有の粘土質が他のジュラの地域と一線を画す果実味とミネラル感をが特徴です。栽培はリュット・レゾネですが、Terra Vitisという土壌、環境を大切にするサスティナブルなぶどう栽培団体に所属しています。シャルドネの平均樹齢は70年。フルボディで複雑性の高い味わいながら、やさしい印象です。古木のぶどうを樽発酵、樽熟成させたシャルドネが3000円という比較的リーズナブルな価格なところも魅力です。

リジエは、シャルドネとサヴァニャンを試飲予定です。

 

シャトー・シャロン

Domaine Macle  ドメーヌ・マックル

1850年頃に設立されたシャトー・シャロンの名門ドメーヌです。シャトーシャロンのなかでも最も険しいマルヌブルーの最高の斜面に4haの畑を持っています。(当主のジャン・マックルはこの険しい斜面にぶどうを植えた最初の人です)彼のシャトー・シャロンは、規定の6年より長時間かけて熟成させて造っており、ジュラでも比類のない繊細で複雑なブーケを持つと評価されています。トータルの畑な12ha。ビオロジック栽培。

今回はコート・ド・ジュラを試飲予定です。

 

[ロタリエ村]

Domaine Ganuvat(ドメーヌ・ガヌヴァ)

レ・ヴィーニュ・ド・モンペールの2002年(サヴァニャン)とキュヴェ・フロリンヌ2011年(シャルドネ)を試飲予定です。

 

[シャルパレアン村]

Domaine Giachino  ドメーヌ・ジャッキーノ

1988年にフレデリック氏が祖父のブドウ畑を引き継ぎ、現在10ヘクタール の畑でモンデューズ、ガメイ、プルサン、ルーセット、ジャケールなどを栽培しています。特にサヴォワの固有品種であるジャケールは6ヘクタールを所有しており、スパークリングワイン、樽熟成させたワインなどジャケールの個性を引き出すことに積極的にとりくんでいます。エコセール、ナチュール・エ・プログレの認証を取得し、 2006年より畑はビオディナミで管理しています。

完熟してもアルコール度数があがらない爽やかでエレガントなジャケール、シラーの親戚にあたるちょっとスパイシーでやわらかなモンドゥーズ、ピノ・ノワールを彷彿させる古代品種のペルサンを試飲予定です。

[フレテリーヴ村]

Domaine Prieure Saint Christophe  ドメーヌ・プリウレ・サンクリストフ

1973年設立。設立当初から畑の手入れに力をいれており、1994年にビオディナミをはじめた先進的な生産者です。当主のミッシェル・グリサールは、地方品種にすぎなかったモンドゥーズを、偉大なワインとして各地に広めたことにより、「モンドゥーズの父」と呼ばれて尊敬されています。現在は、パリだけでなく、世界各国の一流レストランのワインリストにオンリストされています。昔ながらの時間をかけた醸造を行っているため、AOCの認定に間に合わずあえて、ヴァン・ド・ペイに格下げするなどワイン造りに強いこだわりを持っています。

モンドゥーズのトラディションを試飲予定です。

ジュラ サヴォワ

Jura-savoie

 

※試飲ワインは変更になることもございますのでご了承ください

試飲会の参加者はまだ募集しています。ご都合のつく方はぜひご参加ください。

今回は「ジュラ、サヴォワ地方〜山のワインの魅力」をテーマとして、フランスで最も海から離れたワイン産地 ジュラ、サヴォワ地方のワインをご紹介します。

ジュラとサヴォワはフランス東部、スイスやイタリアと国境を接し、ぶどうの多くは標高200から500メートルの山の斜面で栽培されています。

この二つの地域が産出するワインは、スパークリングから甘口、フランス最高のワインの一つヴァンジョーヌに至るまで非常にバラエティに富み、高品質なワインという評価を受けながらも、マーケットが集中していないため、傑出したワインが比較的手頃な価格で購入できます。

またこの地域はコンテに代表される大型で保存性の高いハードチーズや、季節限定生産のモンドールなどのチーズも有名で、ワインとともに親しまれています。

冬山の空気のような澄んだ味わいのサヴォワの白ワイン、サヴァニャンやシャルドネから作られる果実味と旨みに富んだジュラの白ワイン、熟成させて楽しめるエレガントな固有品種の赤ワインなど、日本ではまだあまりお目にかかることのない山のワインの魅力をぜひこの機会にご堪能ください。

当日はこの地域特産のチーズの試食もご用意する予定です。

◆『ANYWAY-GRAPES 試飲販売会・ジュラ、サヴォワ地方〜山のワインの魅力』◆

日時;2015年1月31日(土)
時間:2部制

13:00-15:00 定員15名
16:00-18;00 定員15名
ご予約の際に①か②の時間帯をご連絡ください。
参加費:1,500円 (当日受付の際にお支払いください)

場所:conceptual wine boutique Anyway Grapes 店内
世田谷区経堂2-13-1-B1
電話 : 03-6413-9737

ご予約はお電話、Facebookメッセージ、メール mail@anyway-grapes.jpで承ります。定員に限りがありますので、ご予約後ご都合がつかなくなった場合はお手数ですがご連絡下さい。

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