LES FLANEURS
レ・フラヌール
URL |
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設立 |
2020年 |
本拠地 |
Auxey-Duresses(オークセイ・デュレス) |
当主 |
() |
畑の総面積 |
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資料提供 |
VIVIT |
❦ 詳細・歴史
レ・フラヌールは 2020 年に誕生したブルゴーニュのミクロネゴスです。ウェールズ出身のイ ギリス人であるローレンスと、スイス出身のニナのカップルによって設立されました。ご存じのよ うにブルゴーニュでは 2010 年以降、造り手の国際化が一気に進んでいます。特に新進気 鋭のミクロネゴスがひしめき合うコート・ド・ボーヌにおいて、その傾向は顕著です。銘醸畑が 多く、敷居の高いコート・デュ・ニュイに比べて、参入しやすいことが大きな要因なのでしょう。
シャントレーブの栗山さんとプティ・ロワの斎藤さんは、言わずもがなの日本人。ドメーヌ・ ダンドリオンのクリスチャン・ノットはオーストリア人、ヴァン・ノエのジョナサン・ピュルセルはアメリ カ人。メゾン・デ・ジョンクスからシャトー・グリエの醸造長を経て、ドメーヌ・デュージェニーの醸 造長となった Jae Chu ジェ・チュは韓国人。レ・ゾレのカタリーナ・サドはドイツ人。バスチア ン・ウォルバーもドイツ人。そしてデビューしたばかりのアイシー・リューは台湾人です。特にここ 数年で、外国人によるミクロネゴスが誕生してきた背景には、ブルゴーニュワインに憧れて収 穫やドメーヌに働きに来ていた人達が、ブドウを購入して醸造を行えるスタートアップの場所 ができたことでしょう。レ・フラヌールも、このような国際化の流れの中で誕生した新時代のミ クロネゴスです。ローレンスとニナは、2017 年にブドウの収穫で働きに来ていたニュージーラ ンドで出会いました。その後、二人はアルメニア、ジョージア、スイス、ボルドー、南仏、アルザ ス、ロワールなどでもブドウの収穫の経験し、シーズンを通してさまざまなワイナリーで働きま した。
その後、2020 年にブルゴーニュに移った二人は、ドメーヌ・ダンドリオンで働いている時に、 クリス・サンティニやヴァン・ノエのジョナサン・ピュルセル達と親しくなります。当時、ダンドリオン もヴァン・ノエもサンティニのセラーでワインを醸造していたからです。彼らに触発された二人 は自分達でもワインを造りたいと思い、ミクロネゴスを設立したのです。初ヴィンテージは 2020 年で、アリゴテとブルゴーニュ・ピノ・ノワールの 2 種類のキュヴェを造りました。醸造は、 オークセイ・デュレスにあるサンティニのセラーを間借りして行いました。当時全くの無名なが ら、ローレンスとニナのワインはすぐに評判になり、ボーヌのワインショップを中心にあっと言う間 に完売してしまいました。特にこの時のアリゴテのキュヴェは、今ブルゴーニュで最も入手が難 しいドメーヌと言われている Les Horées レ・ゾレの Catharina-Sade カタリーナ・サドから 購入したブドウで醸造したものでした。2021 年と 2022 年はブドウの不作や価格高騰で ブドウを譲ってくるブルゴーニュのヴィニュロンがなく、ワインを造れませんでしたが、2023 年は 再び 3 種類のキュヴェを手掛けました。しかし、まだ生産量が少なく、ミクロネゴスだけで生 計を立てるのが難しいため、二人はミクロネゴスと並行して、ムルソーにあるドメーヌでも働い ています。ネゴス名のフラヌールとは、フランス語で「あてもなく散歩する人」、「時間をつぶす 人」と言った意味があります。これは、ローレンスとニナが人生で大切にしている生き方だそう です。“ゆっくりと人生の旅行を楽しむ”こと。そして、ワインも決して焦ることなく造るということ を大切にしているそうです。
❦ 畑
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❦ 醸造
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画像は実際とは異なる場合があります。
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Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ
タイプ |
赤ワイン |
生産年 |
2023年 |
ブドウ品種 |
ピノ・ノワール100% |
容量 |
750 ml |
輸入元 |
VIVIT |
評価 |
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通常価格:¥9,020 (税込) 会員価格:¥8,118 (税込) |