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Louis Latour

ルイ・ラトゥール

ルイ・ラトゥールの写真1 ルイ・ラトゥールの写真2 ルイ・ラトゥールの写真3
URL http://www.louislatour.com/
設立 1797年
本拠地 Beaune(ボーヌ)
当主 Louis Fabrice Latour(ルイ・ファブリス・ラトゥール)
畑の総面積
資料提供 アサヒビール


❦ 詳細・歴史

ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られています。今やコート・ドールでは最大規模のグラン・クリュを所有しており、[コルトンの帝王]と称されています。

ワインの産地としてボルドー地方とともに賞されるブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。

また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。

ィロキセラ害の窮地を乗り越え、1895年に白の傑作「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させた4代目当主の原動力は、困難や現状に甘んじることなく、斬新なアイディアと果敢な挑戦心で新しい活路を見出そうとする“革新の精神”でした。
フランス革命直後という困難な時期に創業を迎え、屈することなく自社畑を広げていったことでもわかるように、「ルイ・ラトゥール」には、この革新の精神が当初より息づいています。そして歴代の当主たちはこの精神を継承し続けることこそが、よりよいワインを生み出し、「ルイ・ラトゥール」を世界屈指の造り手の座に導くと信じてやまなかったのです。

6代目当主が、ブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、ぶどうの苗木を植え、現在、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン・ピノ・ノワール」を成功させたのも、この革新の精神を実践したからに他なりません。
さらに現7代目当主であるルイ・ファブリス・ラトゥールもこれにたがわず、伝統を頑なに守り続ける一方で、常に革新的な技術の追求に挑み、最新のワインづくりに取り組んでいます。


❦ 畑

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❦ 醸造

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