Domaine Roulot
ドメーヌ・ルーロ
URL |
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設立 |
1830年 |
本拠地 |
Meursault(ムルソー) |
当主 |
Jean Marc Roulot(ジャン=マルク・ルーロ) |
畑の総面積 |
11ha |
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ルーロは1830年ギヨーム・ルーロによって設立、ムルソーに本拠地を構えるコシュ・デュリと並ぶ偉大な白ワインの生産者として知られています。
先代ギィ・ルーロの時代に畑を拡大、その先代が1982年に突如亡くなると息子ジャン・マルク・ルーロが引き継ぐまでの間テッド・レモン氏ほか2名のサポートにより運営が行われていました。
1989年に現当主ジャン・マルク・ルーロがドメーヌを引き継ぐと、それまでもムルソーを代表する生産者という評価を得ていましたが更にその名声を高め、メイユール・ヴァン・ド・フランスにおいてコート・ド・ボーヌでは他にドーヴネ、コシュ・デュリ、クルセルの3生産者しか選ばれていない最高3ツ星を獲得。随一の人気を誇り、その生産量と合わさって入手困難な生産者の地位を獲得しています。
洗練され、ミネラリーで焦点のあったルーロのワインは料理との相性も良く、ワインショップよりもむしろレストランで見かける事が多いでしょう。
❦ 畑
ムルソーを中心に11haの畑を所有。1998年よりビオロジー栽培へと転換し2000年にはビオディナミ栽培を開始します。
❦ 醸造
厳格な選果を行いながら手摘みで収穫。
白ワインの発酵にはオーク樽を使用、15〜18%の新樽率ですが、アリゴテのみステンレス・タンクで発酵を行います。
3週間〜4週間ごとに軽く澱を撹拌し、マロラクティック発酵を行った後は11ヶ月熟成させ、ステンレス・タンクで更に7ヶ月熟成。
アリゴテはステンレス・タンクで12ヶ月熟成させてから瓶詰め。
赤ワインは除梗し3〜4日間の低温浸漬の後、上部開放式の木製槽で発酵。
新樽率15〜18%のオーク樽で12〜15ヶ月熟成を行います。