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Domaine Comte Armand

ドメーヌ・コント・アルマン

ドメーヌ・コント・アルマンの写真1 ドメーヌ・コント・アルマンの写真2 ドメーヌ・コント・アルマンの写真3
URL http://www.domaine-comte-armand.com/index.php?l=2
設立 1825年
本拠地 Pommard(ポマール)
当主 ()
畑の総面積 7.5ha


❦ 詳細・歴史

コント・アルマンの一族はクロ・デ・ゼプノーの畑を所有しており、ジャン・フランソワ・アルマンとクロティルド・マレーが結婚した1826年にワイナリーが建設されました。残念な事に畑はフィロキセラによって壊滅した後も1930年になるまで植え替えが行われませんでしたが、今日ではポマールで最も優れた畑の1つに上げられます。

1985年にはケベック人青年パスカル・マルシャンが醸造責任者にたちドメーヌは一気にポマール最高峰の位置までその地位を高めました。1999年にパスカル・マルシャンはドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレに移った為1999年からは1991年よりコント・アルマンでアルバイトをしていたバンジャマン・ルルーが醸造責任者を継いでいます。

バンジャマン・ルルーはビオディナミ栽培を最も熱心に支持している生産者の一人で、ブルゴーニュ・オジュルデュイ・マガジンで今後10年を支えるトップ・10のトップを飾ったのは驚きでもありません。

1994年にはクロ・デ・ゼプノーに加えてオーセイ・デュレス、ヴォルネイなどを購入、またクロ・デ・ゼプノーの若木はポマールまたはポマール・プルミエ・クリュで販売されています。

コント・アルマンのクロ・デ・ゼプノーは間違いなくブルゴーニュを代表する偉大な赤ワインの1つに考えられており、飲み焦らない事が重要なワインです。


❦ 畑

有機栽培を始めてから数年後の2005年には認証をとり現在はビオディナミ栽培を行っています。クロ・デ・ゼプノーは馬による耕作、また囲の中には果樹やバラが植えられ蜂の巣があるなど自然な環境ですが2003年の猛暑には堪えられませんでした。


❦ 醸造

ブドウはビオディナミ・カレンダーに則って最適な日に収穫されそれ以降は28日サイクルで管理されます。例えばキュヴェゾンも28日間(低温浸漬1週間、発酵1週間、マセラシオンを2週間)、澱引きやその他の作業も28日間隔で行われています。バンジャマンは、発酵槽で3週間経つとしばしばタンニンは固く不快に感じるがパニックにならないことが重要だと述べました。
4週間が経過するとワインはバランスを取り戻し果実に変わりテロワールの個性が現れます。