Domaine Bernard Glantenay
ドメーヌ・ベルナール・グラントネイ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・グラントネイはヴォルネイで17 世紀から続く家族経営のドメーヌです。
現当主ティエリーの祖⽗で、⻑年ヴォルネイ村の村⻑を務めたルイ・グラントネイの代の1950 年代後半からドメーヌ元詰めを始めました。しかし、当時は⽣産量の半分以上をブドウもしくはワインの形でネゴシアンに販売していました。
1980 年のルイの死後はベルナール(現当主ティエリーの⽗)がドメーヌを運営。
2001 年に息子のティエリーがドメーヌに参画。2005 年のベルナールの引退に伴い、ティエリーがドメーヌの当主となりました。
現在ドメーヌ名はThierry Glantenay(ティエリー・グラントネイ)に変更されています。
Thierry Glantenayの詳細は別ページでご確認いただけます。
https://bit.ly/3lmls33
❦ 畑
Not Available...
❦ 醸造
Not Available...
ドメーヌ・グラントネイは20 年以上前に発売されたパーカーの『ブルゴーニュ』において、「⽣産量の半分以上をネゴシアンに売ってしまう。元詰めワインの大部分はヨーロッパの特定個人客に売られる。」と記述されていました。
ティエリーの参画後は、元詰めワインの⽐率が徐々に増えていますが、それでも4 種類のプルミエ・クリュをネゴシアンに販売しています。
1992 年からドミニク・ローランとの取引が始まり、2009 ヴィンテージからはドメーヌのワインの高い品質に感銘を受けたマダム・ルロワともを取引を開始しました。しかも、ドメーヌ・グラントネイはマダム・ルロワとドミニク・ローランから絶大な信頼を受けているため、ワインはすぐには引き渡されずグラントネイのカーヴで6~8 ヶ⽉の熟成を経た後に(収穫翌年の春、マロラクティック発酵を終わってから)引き渡されています。
ドメーヌで元詰めされるワインは年間15,000〜20,000 本のみで、それ以外のものはキュヴェに応じて、生産量の6 割からバリック1 樽程度がメゾン・ルロワとドミニク・ローランに売却されています。
霜害続いて⽣産量が激減したため、ルロワとの取引は2013 ヴィンテージで止めてしまいましたが、ルロワは今も購入を希望しているそうです。