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Domaine Michel Lafarge

ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ

ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュの写真1 ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュの写真2 ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュの写真3
URL http://www.domainelafarge.com
設立
本拠地 Volnay(ヴォルネイ)
当主 Michel Lafarge(ミシェル・ラファルジュ)
畑の総面積 12ha
資料提供 Luc Corporation


❦ 詳細・歴史

もとは19世紀の初めからヴォルネイに続くジヨット家のドメーヌであり、娘のマリーがマコネ出身のアンリ・ラファルジュと結婚。ドメーヌ・ラファルジュとなった。
一部ながらも元詰めを始めたのが1934年と、ブルゴーニュでは最も早いドメーヌのひとつで、60年には全量を元詰めしている。

現当主のミシェルが父の後を継いだのは1949年。1978年には息子のフレデリックが加わり、現在は高齢のミシェルに代わってフレデリックがブドウ栽培、ワイン醸造の一切を取り仕切る。
しかしながら80歳を超えてもミシェルは依然として意気軒高で、ドメーヌの顔として奮闘しているのが頼もしい。

ドメーヌの規模は総計12ha。お膝元のヴォルネイに1級畑のクロ・デュ・シャトー・デ・デュック、クロ・デ・シェーヌ、カイユレ、ミタンを所有。
0.57haのクロ・デュ・シャトー・デ・デュックはこのドメーヌの単独所有だが、フラッグシップはむしろクロ・デ・シェーヌである。

ブドウ栽培においてはフレデリックのイニシアチブのもと、1997年から一部の畑で実験的にビオディナミを始め、2000年には完全ビオディナミに転換した。
一方のワイン醸造は古典的。赤は完全除梗ながら、低温マセレーションを意識的に行うことはせず、14〜18時間の発酵。初期はルモンタージュを行い、後に日に1回のピジャージュに切り替える。新樽の比率は極めて低く、トップキュヴェでさえ15%程度にすぎない。

ヴォルネイというと若いうちから軽やかで飲みやすいイメージだが、ラファルジュのワインは骨組みがしっかりしており、若いうちは内気なことが多い。しかしながら数年の熟成によってヴォルネイらしいフローラルな香りを発散し、ビロードのような舌触りで飲み手を楽しませてくる。

古典的ヴォルネイの造り手として一押しのドメーヌが、このミシェル・ラファルジュなのだ。


❦ 畑

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❦ 醸造

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