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Domaine Bart

ドメーヌ・バール

ドメーヌ・バールの写真1 ドメーヌ・バールの写真2 ドメーヌ・バールの写真3
URL
設立 1968年
本拠地 Marsannay(マルサネ)
当主 Martin & Odile Bart(マルタン & オディール・バール)
畑の総面積 21ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・バールは、今は無きマルサネを代表する大ドメーヌ、クレール・ダユの系譜を継ぐドメーヌ。
1968年にアンドレ・バールとその妻モニク・バール(クレール・ダユの当主ジョセフ・クレールの次女)がワイナリーを購入し設立。当初の所有面積は6haにも満たない小さなものでしたがジョセフ・クレールが亡くなり相続によって新たに畑を拡張します。
現当主マルタン&オディール・バールは1982年よりドメーヌに参入。この頃よりドメーヌ元詰めを開始しました。
高品質かつクラシックなワインを生産していますが、マルサネというコート・ド・ニュイの中ではマイナーなアペラシオンに本拠地を構えているため、あまり注目を集めていませんでした。しかし近年著名アペラシオン高騰の流れからマイナー・アペラシオンにも焦点が当たるようになり、高品質なワインを生み出すドメーヌ・バールも少しずつ取り上げられるようになります。
2009年よりオディールの息子ピエールがマルタンのサポートのもと醸造を担当。クラシックながらも果実味溢れるワインを生産しています。
今日ではフランスで最も権威ある評価誌メイユール・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得。これは同じくクレール・ダユの流れを汲むマルサネのドメーヌ、ブリュノ・クレールと並ぶマルサネにおける最高評価で、フランス本国ではマイナー・アペラシオン故価格は控えめながら品質が高い事からお買い得な生産者としても人気を博しています。


❦ 畑

所有面積は21haですがそのうち40%をドメーヌ元詰めとしてリリースし、残りはネゴシアンへと売却されています。
除草剤、化学肥料を使用しない有機的かつ持続可能なアプローチによって管理されています。


❦ 醸造

手摘みで収穫後、低温浸漬を行い自然酵母で発酵。
キュヴェ、ヴィンテージに応じて新樽率5〜50%で熟成し、無濾過、無清澄で瓶詰め。