Domaine Bruno Clair
ドメーヌ・ブリュノ・クレール
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ブリュノ・クレールはマルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユの一族として生まれたブリュノ・クレールが1979年設立したドメーヌ。
ブリュノ・クレールは1978年まではクレール・ダユで働いていましたが、ドルーアンで働いていたフィリップ・ブリュンを醸造責任者に迎え独立しました。
設立当初はマルサネ、フィサン、モレ・サン・ドニ、サヴィニーの一部にしか畑を所有していない小さなドメーヌでしたが、相続問題によってクレール・ダユが解散すると家族の所有分を取得。その後もルイ・ジャドとのフェルマージュ契約の終了や新たな畑の購入を繰り返し、今日では23haの畑を所有するマルサネきっての大ドメーヌへと成長します。
フラグシップであるボンヌ・マール、クロ・ド・ベーズ、上質なマルサネ・ロゼを筆頭に優れたワインを生み出すドメーヌとしてフランスで最も権威のあるワイン専門誌メイユール・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得。これは同じくクレール・ダユの系譜を継ぐドメーヌ・バールと並ぶマルサネ最高の評価です。
❦ 畑
マルサネを中心にコート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで幅広く畑を所有。除草剤を使用しないリュット・レゾネによる管理が行われています。
❦ 醸造
そのヴィンテージの特徴を出す為基本的にはヴィンテージに応じて醸造が行われています。
赤ワインは選果を行いながら手摘みで収穫し、一部除梗。
低温浸漬の後に開放式の木製槽で発酵を行い、オーク樽に移されてヴィンテージ、区画ごとに応じて熟成期間、新樽率を変更しています。