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Domaine Charlopin Tissier

ドメーヌ・シャルロパン・ティシエ

ドメーヌ・シャルロパン・ティシエの写真1 ドメーヌ・シャルロパン・ティシエの写真2 ドメーヌ・シャルロパン・ティシエの写真3
URL
設立 2014年
本拠地 Morey-Saint-Denis(モレ・サン・ドニ)
当主 Yann Charlopin(ヤン・シャルロパン)
畑の総面積 3ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・シャルロパン・ティシエは今最も注目を集めているコート・ド・ニュイの新星ドメーヌです。ドメーヌは若きヤン・シャルロパンとその妻ジュスティーヌ・ティシエがモレ・サン・ドニにあるかつて一躍有名になったドメーヌ・デイヴィッド・クラークを購入したことから設立。デイヴィッド・クラークが所有していたモレ・サン・ドニ、ヴォーヌ・ロマネ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、ブルゴーニュ・ルージュの区画に加えてティシエ家が所有していたマルサネを加えてファースト・ヴィンテージをリリースしました。
ヤン・シャルロパンはかの有名なドメーヌ・シャルロパン・パリゾの当主フィリップ・シャルロパンの息子で、ボーヌの醸造学校を卒業後、タスマニア、サンセール、シャブリで生産者ごとに異なる哲学、技術に触れます。各生産者ともに独自の方法を用いてそれぞれ異なるテロワールの表現を行っている事を知ったヤン氏は、その後シャルロパン・パリゾで白ワインの醸造を任される等、父の元で働きますが自らのワインを造りたいという思いが積もります。
そんな折、ヤン・シャルロパンの友人ジャン・マリー・フーリエのアドバイスや勧め、ボトルのワックス掛けマシーンのローンなどの金銭的な援助もあり、ヤンはドメーヌの購入に至りました。

ヤン・シャルロパンはしばしば偉大な父フィリップ・シャルロパンと比べられますがワインのスタイルは異なります。テクニカルで完成度の高い独自の世界観を持ったフィリップ・シャルロパンに対し、ヤン・シャルロパンはテロワールを表現した抽出しすぎないスタイルのワインが好みで、良き友人であるアルノー・モルテ(ドメーヌ・ドニ・モルテ)やフーリエのワインのスタイルを好んでいます。
まだ若く成長途中ながらも赤白ともに秀逸なワインを生み出し、既にその片鱗を見せ始めているシャルロパン・ティシエ。近年のブルゴーニュの若手の中でもその実力は間違いなくトップ・クラスで評価誌を騒がせるのもそう遠い未来ではないでしょう。


❦ 畑

所有面積は合わせても3haと小さく、有機栽培が行われています。


❦ 醸造

ブルゴーニュの伝統的な手法を用いて醸造。低温浸漬を行い、アルコール発酵。