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Domaine Hubert Lignier

ドメーヌ・ユベール・リニエ

ドメーヌ・ユベール・リニエの写真1 ドメーヌ・ユベール・リニエの写真2 ドメーヌ・ユベール・リニエの写真3
URL http://www.hubert-lignier.com
設立
本拠地 Morey-Saint-Denis(モレ・サン・ドニ)
当主 Hubert Lignier(ユベール・リニエ)
畑の総面積 9ha
資料提供 ラックコーポレション, Firadis, クラレット, ヴィノラム


❦ 詳細・歴史

ドメーヌの将来を託されたロマン・リニエが2004年に他界して以降、老匠ユベール・リニエが引退を撤回して奮起し、ビショで働いていたもうひとりの息子ローランもドメーヌに戻り、ドメーヌ・ユベール・リニエの新時代が始まろうとしている。

ロマン亡き後、未亡人でアメリカ出身のケレンが、ドメーヌの畑を折半耕作し始めたためユベール・リニエ本人は収穫の3分の1しか受け取れず、買いブドウによるネゴシアン・ビジネスも平行させることで需要に応えるしか手だてがなかった。
この折半耕作の契約も2014年には解消される見通しである。

かつてはリッチで凝縮感が高く、新樽の香りも強かったユベール・リニエのワインだが、故ロマンがスタイルを微調整し、バランスのよいものに仕上げてからというもの、昔のユベール・リニエを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界的に高い評価を受けるようになっていた。

ロマンが他界し、ユベールが現場に返り咲いてもスタイルを過去に戻すことはせず、バランス重視の姿勢を堅持しているのは、あまりに早くこの世を去った息子へのオマージュだろう。

特級クロ・ド・ラ・ロッシュとジュヴレ・シャンベルタン1級のオー・コンボットの一部はすでに返還され、栽培から本家の手によって造られるようになっている。
またポマールやニュイ・サン・ジョルジュに新しい畑を手に入れ、ポートフォリオは充実中。
これに折半耕作中の畑が戻れば、ドメーヌ・ユベール・リニエの完全復活となる。
その日がじつに待ち遠しい。


❦ 畑

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❦ 醸造

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