Château de la Tour
シャトー・ド・ラ・トゥール
URL |
|
設立 |
1890年 |
本拠地 |
Vougeot(ヴージョ) |
当主 |
Labet & Dechelette(ラベ & デシュレット) |
畑の総面積 |
5.48ha |
❦ 詳細・歴史
シャトー・ド・ラ・トゥールはコート・ド・ニュイを代表するグラン・クリュの一つクロ・ド・ヴージョの最大所有者。
1890年現在のオーナーであるラベ&デシュレット家の祖先によって設立。
1975年まではモラン・ペール・エ・フィスが醸造を行っていましたが、後にラベ家が管理するようになり、1987年〜1992年の間にはギィ・アッカをコンサルタントとして招集。今日ではメゾン・フランソワ・ラベも運営するピエール・ラベによって管理が行われています。
広大な畑であることからそのキャラクターがわかりにくいクロ・ド・ヴージョにおいて上段、中段、下段に畑を所有しており、最もクロ・ド・ヴージョらしさを体感できる生産者とも言え、長期熟成にも向いたクラシックなワインを生み出しています。
❦ 畑
クロ・ド・ヴージョの凡そ10%に当たる5.48haを所有。
1992年という早い段階から有機栽培を行っています。
ブドウの樹齢は古いもので100年になるものも栽培されており、そちらはキュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュに使われています。
クロ・ド・ヴージョ内の中段中央部からシャンボール・ミュジニー側に畑を多く所有しており、他にも下段に少しと上段、エシェゾー下部にも所有しています。そのため土壌は粘土石灰質からマール、沖積土と多岐にわたります。
❦ 醸造
手摘みで収穫後、選果し、低温浸漬を施した後全房で発酵。通常キュヴェでは50%、ヴィエイユ・ヴィーニュでは100%新樽を使用しています。