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Jean Bourdy

ジャン・ブルディ

ジャン・ブルディの写真1 ジャン・ブルディの写真2 ジャン・ブルディの写真3
URL https://www.cavesjeanbourdy.com/
設立 1579年
本拠地 Arlay(アルレイ)
当主 Jean Francois et Jean Phillipe Bourdy(ジャン・フランソワ ジャン・フィリップ・ブルディ)
畑の総面積
資料提供


❦ 詳細・歴史

ドメーヌの起源は15世紀後半にさかのぼる。
ドメーヌが本拠を置くアルレィ/Arlayのカーヴは1475-1500年にかけて、ジャン・キュザン/Jean CUSINの曽祖父と両親がモンフィエ/Monfiedの岩山を掘って造ったものであり、その際、現場で切り出された石で立てられた住居は、代々ブルディ家が住まいとしている。
その後、レオナール・キュザン/Leonard CUSIN(1638-1728)が、現在ドメーヌが所有しているリュー・ディ(=区画)のいくつかを耕し、ブドウ樹を植えた。また、1756年2月にレオナール・キュザンの2人の息子(エティエンヌ/Etienneとジョゼフ/Joseph)が、そして1781年にエティエンヌがカーヴの増築を行った。


❦ 畑

ドメーヌでは、2006年初頭からビオディナミを採用、2010年10月にデメテール認証を受けている。


❦ 醸造

ブドウの栽培同様、ドメーヌでは人工的な介入に頼らず醸造を行っている。培養酵母は使用しない。
白ワイン及びヴァン・ジョーヌは、収穫の後ただちに圧搾を行い、数日間にわたり発酵(冬期にマロラクティック発酵あり)。発酵が完了次第、白ワインについては古いオークの樽材で造られた3年使用の樽と新樽(比率50%)を、ヴァン・ジョーヌは7年使用の樽に移し、熟成を行う。
樽の容量は、220リットル、300リットル、600リットル、そして800リットル。古いオークの樽材で造られた樽を導入しているのは、樽そのものの香りとタンインがワインに影響を与えることがなく、ワインにテロワール固有のアロマが備わるメリットがあるから。また、3年以上熟成させることにより長期熟成が可能で、生き生きしたスタイルを保ちながら100年以上も輝きを失わないワインをもたらす。もちろん、土壌やセパージュ、天候などもろもろの要素も長期熟成が可能なワインを生むことに繋がっている。

ドメーヌのコート・デュ・ジュラは、ピノ・ノワール、プルサール、そしてトゥルソーの3つのブドウが使われる。収穫したブドウはすべて除梗・破砕の後、同じステンレス・タンクで発酵(12-14日間)を行い、引き続きマロラクティック発酵に移る。マロラクティック発酵は白ワイン同様、冬期に行う。
熟成は使用済みの樽で3.5-4年間。無清澄。