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Domaine Minchin

ドメーヌ・マンシャン

ドメーヌ・マンシャンの写真1 ドメーヌ・マンシャンの写真2 ドメーヌ・マンシャンの写真3
URL http://www.domaines-minchin.com
設立 1987年
本拠地 CROSSES(クロス)
当主 Albane & Bertrand Minchin(アルバンヌ & ベルトラン・マンシャン)
畑の総面積 16ha
資料提供 Firadis


❦ 詳細・歴史

近隣のサンセールの陰に隠れて見落とされがちだが、11世紀の公文書にその名が登場し、フランスで最も古いワイン生産地のひとつに数えられるメヌトゥ・サロン。1987年、アルバーヌとベルトラン・マンシャンによって、この地にラ・トゥール・サン・マルタンが設立された。ドメーヌが所有する16haの畑は、メヌトゥ・サロンの中でも評価の高いモローグ村周辺に位置しており、サンセールに似たキンメリジャンのマール土壌が特徴的である。味わいもサンセールのようにクリスピーでミネラル豊富なワインとなるが、メヌトゥの土壌では、サンセールよりもエキゾチックなアロマが備わる。

「より偉大なワインは、より素晴らしいブドウから生まれる」との信念から、畑仕事のほとんどが手作業で行われ、ブドウ栽培には有機農法を採用。除草剤が使われない、緑に覆われた畑では植物相が活性化し、土壌に安定がもたらされる。また、収穫も通常ありえないほどブドウが熟すまで待つなど、並はずれた労力を畑に注いでいる。


❦ 畑

可能な限り環境に配慮したブドウ栽培を心がけていたが、2005年より有機栽培に転換。例えば、除草剤は不使用で、畑は緑に覆われており、すべての区画を年に3-4回耕すようにしている。こうすることで、植物相が発達し、土壌が安定する。また、畑を耕すようになって以来、エキゾチックなフルーツやスパイス、はっきりとしたミネラル感といったソーヴィニヨンの性格が、よりワインに表現されるようになったという。畑仕事のほとんどは手作業で、ブドウの質を上げるために、芽かき、除葉、グリーンハーヴェストを行う。必要であれば、7月のグリーンハーヴェスト時にも除葉を行う。


❦ 醸造

ツゲやブラックカラントの芽といったソーヴィニヨンの青臭さがでないよう、どの区画でも完全に熟したブドウのみを収穫する。発酵には、ロワールの選りすぐられた酵母を使用。尚、ラ・トゥール・サンマルタンでは、1994年に最新設備を導入した醸造施設が完成。ピュアな果実のみを醸造するため、ブドウは手作業で選果され、発酵には温度管理可能なステンレスタンクや木製の発酵槽が使用される。

❦関連生産者

畑や醸造に関する詳細は、同一生産者のClaux Delorme(クロ・ドローム)をご覧ください。