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Domaine Poisot

ドメーヌ・ポワゾ

ドメーヌ・ポワゾの写真1 ドメーヌ・ポワゾの写真2 ドメーヌ・ポワゾの写真3
URL http://www.domaine-poisot.fr/
設立 2009年
本拠地 Aloxe-Corton(アロース・コルトン)
当主 Rémi Poisot(レミ・ポワゾ)
畑の総面積 1.83ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・ポワゾは2010年にレミ・ポワゾが継承した長く複雑な歴史を持つ家族経営のドメーヌで、ワイン評論家スティーン・オーマン氏が自身のサイトで超一流ドメーヌに比肩する評価を与えたのを筆頭に、昨年から今年にかけてワイン・アドヴォケイトやバーガウンド・ドット・コムにも初登場して称賛されるなど、今注目のマイクロ・ドメーヌです。

ドメーヌの歴史は1902年マリー・ポワゾが父ルイ・ラトゥールの遺産として畑の半分を継承した事に始まります。
マリーの畑はその後ピエール・ポワゾを含む6人の子供によって分割。ピエール・ポワゾは亡くなる1937年までメゾン・ルイ・ラトゥールの栽培責任者として活躍しました。ピエール・ポワゾの妻イヴォンヌの没後1979年に3人の子供、モーリス、アンリ、フランスによって更に畑は分割されます。
それ以降ピエール・ポワゾの所有していた畑はレンタル、分益耕作によりメゾン・ルイ・ラトゥール、アンリ・ポワゾ、ミシェル・ヴォアリックが管理していましたが1986年にモーリスが自ら栽培を行い、ネゴシアンに売却するようになりました。
1990年にアンリが所有していた畑はドメーヌ・ラルロへと売却され、モーリスとフランスの所有する畑だけとなりましたが、2009年にレミ・ポワゾがドメーヌに参入、ドメーヌを引き継ぐと、今までネゴシアンや他のドメーヌに売却していた殆どのブドウを自らのドメーヌで瓶詰め。ドメーヌ・ポワゾの名前でリリースしています。現在合わせて1.83haしかない畑から取れる一部のブドウは他のドメーヌに売却している為、生産量が非常に少ないマイクロ・ドメーヌです。


❦ 畑

所有する畑は1.83ha。そのうち1.49haがグラン・クリュ、残りがプルミエ・クリュと長い歴史を持つ名門らしい優れた区画を所有しています。
所有する区画は全部で4つ。

ロマネ・サン・ヴィヴァン 0.49ha
コルトン・シャルルマーニュ0.57ha
コルトン・ブレッサンド 0.43ha
ペルナン・ヴェルジュレス・プルミエ・クリュ・アン・カラドー 0.36ha

“良質なブドウなくして良質なワインは造れない”の信念のもと、リュット・レゾネによる栽培が行われ、収穫は選果を行いながら手摘みで行います。


❦ 醸造

人的介入を可能な限り避け、テロワールの表現を第一に生産を行っています。
白はオークバレルで発酵、赤は100%除梗し、数日間の低温浸漬の後に上部開放式の木製槽で発酵を行います。
熟成は赤白ともに新樽率20〜60%のフレンチオークで16〜18ヶ月熟成。新樽率はヴィンテージ及びアペラシオンごとに異なります。
最後にステンレスタンクに移し3〜4週間かけてアッサンブラージュし、無濾過で瓶詰め。