Domaine Dominique Gallois
ドメーヌ・ドミニク・ガロワ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ドミニク・ガロワはジュヴレ・シャンベルタン村に位置する4haの小さなドメーヌ。現当主ドミニク・ガロワは1989年に父フィリップ・ガロワから3.5haの畑を継承し、生産者元詰めを開始しました。
イギリスを筆頭に海外で高い人気を誇っており、生産量の半分はイギリス他9カ国に輸出されています。実家のドメーヌを継ぐ前にはシェフとして活躍していたドミニク・ガロワの造るワインはジュヴレ・シャンベルタン村でも柔らかくエレガントで食事に寄り添う為、ニューヨークにあるフォー・シーズンズ・レストラン他世界各国の著名レストラン、ホテルにオン・リストされています。当然ながら評価誌にも数多く掲載されており、ギド・アシェット、ベタンヌ・ドゥソーヴ、レヴュ・ド・ヴァンといったフランスの専門誌以外にもイギリスのデキャンタ誌、ワイン評論家ジャンシス・ロビンソン、アラン・メドーからも高い評価を得ています。
❦ 畑
所有する4haの内訳は村名ジュヴレ・シャンベルタンが半分の2.2haを占めています。ACブルゴーニュに0.5ha、プルミエ・クリュのプティ・カズティエ、グーロ、コンブ・オー・モワンヌ合わせて1ha、シャルム・シャンベルタン0.3ha。
栽培はリュット・レゾネ。ビオを名乗らないのは本当にどうしようもなくなった時の保険として化学薬品を使用するかもしれないとの事ですが、実際には長い間除草剤や殺虫剤は不使用。4haと小規模の為、畑の管理が行き届いています。
ガロワの所有するプティ・カズティエは専門家の間でもカズティエと同質の畑と言われていますがガロワはプティ・カズティエを名乗っています。ガロワ曰く答えはボトルの中に有るとの事...
❦ 醸造
100%除梗。4〜5日間の低温浸漬の後にアルコール発酵。
アリエ産のオーク樽を使用し熟成(キュヴェ毎に新樽率、期間は変更)。