アルザスの歴史ある 3つ星ワイナリー
明後日は立春、春はもうすぐそこですね。
先日、皇居へ散歩に行ったら梅園の梅の木が1本だけですが満開でした(^ ^)
とは言え、年明けから晴天続きだった東京はどうやら雪がちらつくようなので、
慣れない雪に足を滑らせないように、気をつけないとですね。
すっかり春の気分だったので、香り豊かなアルザスワインのご紹介です。
マルセル・ダイスやウンブレヒト、トリンバックと並ぶアルザスを代表する生産者。
幅広いラインナップを有し、品種ごとの個性を丁寧に表現したお手本のようなアルザスワイン。
寒い日は熱々のチーズフォンデュ、暖かな日は春野菜の天ぷらや焼き野菜、
ピザやチキンや豚肉のローストもいいですね。
Domaine Albert Mann
ドメーヌ・アルベール・マン
ドメーヌ・アルベール・マンは、ブドウ栽培家であったマン家とバルテルメ家が統合して、17世紀に設立されたワイナリーです。
長い歴史を持つワイナリーですが、現在の名声は1970年代にワイナリーを引き継いだ現当主モーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟の尽力に他なりません。
クオリティワイン造りへの高い志を共有していた二人は18歳という若い頃からこつこつとお金を貯め、貴重な畑を守り継承すべく、ときに借金をしながらグラン・クリュの優れた畑を少しづつ買い足していきました。
今では、総面積は21ヘクタールを所有し、アルザスでは”大きな”規模のワイナリーと言えますが、こうした背景から、グラン・クリュの割合が高いのが特徴です。
ウェットルスハイムとキンツハイムの間に5つのグラン・クリュ(シュロスベルグ、シュタインブルグラー、ペルシベルグ、フルシュテントゥム、ヘングスト)を所有し、テロワールと環境を尊重したワイン造りを行っています。
テロワールを重視するため、区画に基づいて豊富なラインナップがありますが、それぞれの区画が非常に小さいためワインの生産量はどれも限定的です。そのため、リリースを待たずに売り切れてしまうものが殆どです。
専門家の間でも評価が非常に高く、ロバート・パーカー氏は彼らに最高ランクの5ツ星、エクセプショナルの評価を与えています。
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2023 Pinot Blanc Auxerrois
ピノ・ブラン・オーセロワ
価格:¥4,730 (税込)
熟成:ステンレスタンク 6カ月
香り豊かでシトラス系の香りにリンゴやわずかに蜂蜜やコショウのニュアンスも感じるピノ・ブランとオーセロワの白ワイン。
和食にもとてもよく合うワインです。
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2023 Riesling
リースリング
価格:¥5,555 (税込)
熟成:ステンレスタンク 6カ月
レモンや柑橘系の果実、モモなどを想わせるふくよかな香りと、厚みのある口当たり。
魚介類との相性も抜群です。
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2022 Gewurztraminer
ゲヴュルツトラミネール
価格:¥5,775 (税込)
熟成:ステンレスタンク 7カ月
トロピカルフルーツを髣髴とさせるアロマティックな白ワイン。バラのようなニュアンスと洗練された口当たりでエスニック料理との相性も抜群です。
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2023 Pinot Noir Outrevin
ピノ・ノワール・ウートルヴァン
価格:¥11,220 (税込)
醸造・熟成:アンフォラ醗酵(MLF有)、アンフォラにて6ヶ月
ピノ・ノワールのブラン・ド・ノワールをアンフォラで醗酵・熟成させた新しい試み。
華やかなアロマとフルーティで程よい厚み、美しい余韻が印象的な一本。
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2021 Crémant d’Alsace Extra Brut
クレマン・ダルザス・エクストラ・ブリュット
価格:¥6,160 (税込)
品種:ピノ・ブラン 70%+オーセロワ 15%+リースリング 5%+ピノ・グリ 5%+ピノ・ノワール 5%
醗酵:瓶内二次醗酵(天然酵母/MLF無)/ステンレスタンク
熟成:ステンレスタンク熟成8カ月、 デゴルジュマンまでの熟成期間:最低18カ月
高品質のクレマンを造る為の特別な区画からできる爽やかでフレッシュなスパークリングワイン