“バッカス”の愛称で親しまれている造り手の古典的ジュラ・ワイン!

ジュラを代表する黒ブドウ品種、トゥルソーのスペシャリスト

『Domaine Lucien Aviet / ドメーヌ・リュシアン・アヴィエ』

ローマ神話におけるブドウ酒と豊穣の神である”バッカス”の愛称で親しまれたリュシアン氏。

ジュラのトップ生産者として名高いピエール・オヴェルノワとは同世代の友人でもあり、ジュラの古株として共にこの地を牽引してきた重鎮の一人です。

現在も息子ヴァンサンの運営によって古典的なジュラ・ワインが生産されています。

新ヴィンテージ 2023年がごく少量ですが入荷いたしました!!!

 

Domaine Lucien Aviet

ドメーヌ・リュシアン・アヴィエ

モンティニー・レ・ザルシュール村を本拠地とするリュシアン・アヴィエは、”トゥルソーのエキスパート”としてアンドレ・エ・ミレイユ・ティソやジャック・ピュフネイと並び称される生産者。

ローマ神話におけるブドウ酒と豊穣の神である”バッカス”の愛称で親しまれたリュシアンは、1960年に設立した自身のワイナリーに”カヴォー・ド・バッカス(バッカスのワイン蔵)”と名付け、その歴史をスタートさせました。

ジュラのトップ生産者として名高いピエール・オヴェルノワとは同世代で友人でもあり、ジュラの古株として共にこの地を牽引してきた重鎮の一人です。

1999年には息子のヴァンサンがドメーヌに参画、二人三脚でブドウ栽培・ワイン造りを行ってきました。

2021年、リュシアンはこの世を去りましたが、現在もそのフィロソフィーは受け継がれています。

所有する5haの畑は、モンティニー・レ・ザルシュール村と一部アルボワに広がり、栽培はリュット・レゾネで行う。

全てのキュヴェは自然酵母を用いてオー クのフードルで発酵・熟成させる。基本的に新樽は使用せず、大きめのフードルを用いているので、ワインには樽香は感じられず、自然体なトゥルソーの味わいが瑞々しさと共に素直に表現されています。

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2023 Arbois Melon a Queue Rouge
アルボワ・ムロン・ア・クー・ルージュ

価格:¥8,415 (税込)

品種:ムロン・ア・クー・ルージュ100%

熟成:フードル11カ月

シャルドネの変異種で茎が赤いジュラの土着品種”ムロン・ア・クー・ルージュ”から生産されている ワイン。ジュラの中でも現在生産をしているワイナリーは珍しい。

レモンピール、熟した洋梨、白桃などの繊細な香り。ミディアムボディで溌溂とした 酸が感じられる爽やかな味わい。

非常に初々しいワイン。少しバルサミコ的で、薬っぽい。南向きの砂利質の土壌の古樹が造られている。軽やかでフレッシュ。豊潤で、果実味主体の特徴がある。柔らかなテクスチャと程よい酸味。非常に樹齢の高い樹のブドウに由来する、複雑さと深みがある。Drink:2024-2029 WA

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2023 Arbois Ploussard Cuvee des Docteurs
アルボワ・プールサール・キュベ・デ・ドクトゥール

価格:¥7,150 (税込)

品種:プールサール100%

熟成:フードル10カ月

2つの区画をブレンドしたキュヴェ。医学部生が収穫を手伝ってくれるため、ドクターとキュヴェ名に入っている。

鮮やかなルビー色、フレッシュさが感じられる。口当たりはミディアムボディで、きめ細やかなタンニンがあり、品種の特徴が際立っている。

2023年は暖かい年だったが、前年よりもフレッシュさがある。繊細なタンニン。クリーンで味わいはバラエティに富む。爆発的なワインではないが、テロワールを上手く表現している。 Drink:2024-2031 WA