『ILE DE BEAUTÉ / 美しき島』・コルシカ島ワイン 

コルシカ島はフランス語で「イル・ド・ボーテ」と評されるように、地中海で最も美しい島として知られています。フランスよりもイタリアに近いため、歴史的にはイタリアとのつながりが深い島です。

まだまだ手つかずの自然がそこかしこに残る美しき島、コルシカ島。

そんな、コルシカ島でずっと気になっていた、造り手のワインが新入荷です

さらに、、、

輸入元さんの説明で俄然興味が湧き、試飲もせずに買ってしまった造り手(^^;

2生産者合わせて一挙ご紹介です!!

あ、もちろん我慢できずに早速試飲しましたが、びっくりするくらいエレガントで予想以上の味わいでした。

素敵な造り手に出会うと本当に嬉しい!!

あっという間にボトルが空になってしまいました(笑)

この日は…援軍も加わり、

さらにロゼ2種+新着サヴォワに締めのスパークリングととんでもない事になりましたが、、、

美味しいワインって本当にいくらでも飲めてしまいますね〜

 

 

Enclos des Anges

アンクロ・デ・ザンジュ

アンクロ・デ・ザンジュはウノローグ (醸造学者)のスプールご夫婦の手によって2007年に誕生しました。コルシカ島の北部にあるカルヴィ市の近で23 ha を所有しています。丘の斜面でコルシカ島特有の真砂土の上でNiellucciu 、Syrah 、Sciaccarellu とVermentinu (ベルメンティノ)を栽培しています。

この特別なテロワールと気候を生かすため、ブドウの凝縮を狙って低いゴブレ仕立(株仕立)などの方法で生産量を少なくして(25-30 hl/ha)自然な栽培をしています。よって、年間生産量は4 万本のみ。醸造の面でもコンクリートとステンレスタンクのみで⾧期マセラシオンをし、軽く濾過し、Collage(清澄)を行わず、酸化防止剤をできるだけ使用せずに自分のウノローグの知識を生かして人の手がワイン造りになるべく入らないようにしています。

結果、コルシカ島でも珍しい凝縮感のあるまろやかで素晴らしいワイン

 

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2018 Corse Calvi Semper Fidelis Blanc
コルス・カルヴィ・センペル・フィデリス・ブラン

価格:¥3,900 (税抜)

品種;ヴェルメンティーノ 100%

コンクリートタンクで6ヶ月間澱の上で熟成 年間7500本

センペル・フィデリスのテロワールを生かすため、アンクロ・デ・ザンジュの白と同じ造り方をします。朝摘みのヴェルメンティーノを直接圧搾後、亜硫酸塩を添加せず、少し冷やした状態でdebourbage(沈殿)を48時間し、発酵を16-18度で行います。その後、6ヶ月間澱の上で熟成し、瓶詰め前に軽く亜硫酸塩を添加します。

香りは桃やアプリコットのような果実味と海を思わせます。そして、口に含むととてもフレッシュで香りと同様のフルーツが感じられます。余韻はまろやかでミネラル感を残します。

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2017 Corse Calvi Blanc
コルス・カルヴィ・ブラン

価格:¥5,000 (税抜)

品種;ヴェルメンティーノ100%

コンクリートタンク24ヶ月間澱の上で熟成

5 haの畑で年間10000本を生産しています。朝摘みのヴェルメンティーノを直接圧搾後、亜硫酸塩を添加せず、少し冷やした状態でdebourbage(沈殿)を48時間し、発酵を16-18度で行います。その後、大体の澱をsoutirage(澱引き)し、24ヶ月間残りの細かい澱の上で熟成し、瓶詰め前に軽く亜硫酸塩を添加します。

輝きのあるレモン色で、柑橘、セージ、パッションフルーツ、すもも等を思わせるように香り、またイモーテルの花などのmaquis(マキ:コルシカ島の灌木密生地帯)の花が感じられます。細かい澱の上の熟成によってまろやかな口当たりを持ち、余韻にバターとヘーゼルナッツのヒントを残します。バランスがとても良くて、永遠に飲み続けられます。

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2018 Corse Calvi Semper Fidelis Rosé
コルス・カルヴィ・センペル・フィデリス・ロゼ

価格:¥3,800 (税抜)

品種;スキャカレロ 50% ニエルキオ 50%

直接圧搾法 ステンレスタンク6ヶ月間澱の上で熟成 サクラアワード2020年 Gold 生産量は年間6000本

ブドウを直接圧搾後、少し冷涼した状態でdebourbage(沈殿)を48時間し、発酵を14-16度で行います。その後、6ヶ月間澱の上で熟成し、瓶詰め前に軽く亜硫酸塩を添加します。

綺麗な淡いサーモンピンクの色ですが香りが以外としっかりです。赤いベリーとスパイスのヒントが取れます。口当たりがとても柔らかくて、まろやかで、のどの渇きをいやしてくれるロゼです。

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2018 Corse Calvi Rosé
コルス・カルヴィ・ロゼ

価格:¥4,500 (税抜)

品種;ニエルキオ33% シラー33% ヴェルメンティー33%

セニエ法 ステンレスタンク6ヶ月澱の上で熟成 年間3000本のみ。

朝摘みの収穫後、一晩でマセラシオンしてセニエを行ないます。そして16-18度で発酵し、大体の澱をsoutirage(澱引き)し、その後6ヶ月間残りの細かい澱の上で熟成します。また瓶詰 め前に軽く亜硫酸塩を添加します。

赤色の輝きのある赤スグリのような濃い色のロゼです。香りはとてもフレッシュな木イチゴ、ラズベリー等のような赤果実がとらえられます。口に含むとまろやかなアタックの後、スパイシーで生き生きとしています。

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2017 Corse Calvi Semper Fidelis Rouge
コルス・カルヴィ・センペル・フィデリス・ルージュ

価格:¥4,150 (税抜)

品種;ニエルキオ 60% スキャカレロ 40% 18ヶ月間澱の上で熟成。 年間6500本。

収穫後一部の果梗を取り除き、ステンレスタンクでマセラシオンしてから24-28度で発酵を行います。そして毎日pigeage(櫂つき)しながら、4-5週間でマセラシオンを続行します。 圧搾後、コンクリートタンクで18ヶ月間澱の上で熟成します。

生き生きとした赤い色で、黒いベリーのコンポート、リコリスのようなスパイスとマキの花の香りを感じられます。口の中で華やかさが増え、 とても繊細な印象があります。余韻はまろやかなタンニンので、気軽に飲めます。

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2017 Corse Calvi Rouge
コルス・カルヴィ・ルージュ

価格:¥5,450 (税抜)

ニエルキオ50% シラー50% コンクリートタンク26ヶ月間澱の上で熟成 アンクロ・デ・ザンジュのトップキュヴェです。年間11000本を生産しています。

収穫後一部の果梗を取り除き、4-5日間コールドマセラシオンしてから、常温に戻し、24-28度で発酵を行います。そして毎日pigeage(櫂つき)しながら、4-8週間でマセラシオンを続行します。圧搾後、コンクリートタンクで26ヶ月間澱の上で熟成します。

深いガーネット色で複雑性と凝縮のある香りを持ちます。チェリーのような赤果実、マキ(コルシカ島の灌木密生地帯)のヒントそしてミントとリコリスのようなスパイスも感じられます。少し経ってから、スミレの香りが現れます。アタックはまろやかでふくよかです。余韻 がとても⾧く、アロマがうまく調和され、力強いけれどもタンニンはなめらかで、とてもリッチでエレガントな赤ワインです。

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Domaine Zuria

ドメーヌ・ズリア

コルシカ島の南、フランス最南の町、ボニファシオ市の高台にあるドメーヌ・ズリアは開拓者のドメーヌです。

フィロキセラの被害を受けてから、100年程栽培されていなかったテロワールを、ズリアご夫婦と息子3人が切り開き、ブドウの木を植え直しました。その海に突出する純粋な石灰岩台地でビオディナミでNiellucciu、Sciaccarellu、CaccareduとMoresconuなどのコルシカ島の土着品種を8Ha栽培しています。

 

 

2016年の初ヴィンテージ以降、石灰と海風の影響がとても強く、シルキー、エレガントでユニークなワインで名を揚げました。樹齢が若くても、ワインは繊細で深くて、その結果が素晴らしいです。新しいドメーヌと新しいテロワールの誕生を味わえるのはとても刺激的です!

 

 

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2019 Île-de-Beauté I.G.P. Initiale Blanc
イル・ド・ボーテ・I.G.P.・イニシャル・ブラン

価格:¥8,600 (税抜)

品種; ビアンコ・ジャンティーユ60%+ヴェルメンティーノ30%+ジェノヴェーゼ10%

樽熟成30% ステンレスタンク70%

海の上の高台にある東向きの石灰土壌の畑。樹齢は10年以下です。手摘みしたブドウをステンレスタンクで発酵した後、木樽を30%とステンレスタンクを70%で熟成します。

綺麗なわら色で、香りはとても豊かです。ももや洋ナシのような果実、ボニファシオのテロワールを表すヨード香とミネラルも感じられます。とてもフレッシュなアタックの後、フルーツの香りが口に広がります。ボリュームがとても良くて、木樽の香りも感じられます。余韻が酸とミネラルに支えられて、とても⾧いです。この白はとても繊細でエレガントです。ボニファシオのテロワールは白ワインに非常に適しているとこのワインが証明しています。

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2018 Île-de-Beauté I.G.P. Initiale Rouge
イル・ド・ボーテ・I.G.P.・イニシャル・ルージュ

価格:¥8,300 (税抜)

品種;スキアカレロ100%

手摘み、Sciaccarellu果梗を全部取り除き、ステンレスタンクでマセラシオンを行います。その後、40%木樽で60%ステンレスタンクで15ヶ月間熟成します。

ガーネット色で、木イチゴとラズベリーの香りが一番感じて取れますが、ブラックペッパーとヨード香がSciaccarelluやテロワールの個性を表現します。シルキーでまろやかな口当たり、ヴェルヴェットのようなタンニンを持ち、ミネラルと赤い果実が余韻で残ります。少し時間が経つとジャムのようなまろやかな果実を楽しめます。このワインは非常にエレガントでとても優れたコルシカ島の赤ワインです。

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2018 Île-de-Beauté I.G.P. Stintinu
イル・ド・ボーテ・I.G.P.・スティンティヌ

価格:¥12,000 (税抜)

サンタマンザ湾の形から名前を付けられたStintinu(コルシカ島語で「腸」という意味)の高台にある畑。手で摘まれたSciaccarelluの果梗を全部取り除き、天然酵母で木樽で発酵を行います。その後、木樽で18ヶ月間熟成します。

ルビー色で、木イチゴとブラックベリーの香りを感じられます。またSciaccarelluの特徴であるスパイスやブラックペッパーの香りも感じられます。口当りはまろやかで骨格がしっかりです。タンニンはとてもシルキーで、木樽、ミネラルと果実のバランスのいい余韻が⾧く続きます。ピュア、深くて、エレガントです。この赤ワインのはボニファシオのテロワールのポテンシャルをしっかり表しています。まさに、コルシカ島のグランクリュ!