アルザス人気生産者が手掛けるマセラシオンワイン新入荷!!

1650年から代々受け継がれてきた、

アルザスの名門『Domaine Muré / ドメーヌ・ミューレ』

ドメーヌ・ミューレの意欲作リースリングのSO2無添加 リースリング・ナチュール & ゲヴュルツの醸し発酵マセラシオンが入荷いたしました!!!
SO2無添加 リースリング・ナチュールの完成度の高さにも驚きましたが、
ゲヴュルツトラミネールの醸し発酵マセラシオンってすごいなぁと思わされる味わいでした。
個人的に醸し発酵マセラシオンのワインはどちらかというと苦手だったんですが…(笑)
先日、ドメーヌ・ヴァインバックのゲヴュルツトラミネールの醸し発酵マセラシオンを試飲した時もあまりの美しさに感動。
ゲヴェルツトラミネールやピノ・グリなどレッドスキンのブドウを果皮浸漬することによって、素晴らしいワインが生まれ、これらの品種の料理の組み合わせの視点が劇的に広がっていくだろうと感じさせられました。
ぜひ、飲んでいただきたい1本です!!

Domaine Muré

ドメーヌ・ミューレ

先代のルネが11代目、ルネの子供であるヴェロニクとトーマスがミューレ家の12代目の現当主です。ルネ・ミューレは1976年にドメーヌを引き継ぎました。運営を子供たちに譲った現在も引き続きアドバイザー的な役割を持ってワイン造りに関わっています。

12代目となるヴェロニク・ミューレはモンペリエ大学の作物栽培学の学位を持ち、2001年からドメーヌの経営や商業的部門の責任者として働いています。ヴェロニクの弟トーマス・ミューレはボージョレーでブドウの栽培と栽培学を学んだ後、アルザスへ戻り、栽培・醸造責任者として醸造所・セラーとブドウ畑との間を行き来しています。

葡萄が最も優れたテロワールを表現するのは地中の最も深いところであるとの考えから1haあたり10,000本という高い植密度で葡萄を植樹しています。除草剤の使用をやめ有機栽培を行うなどブドウ樹の根を地中に誘導し生きた土壌を造るための畑仕事に主眼を置いています。

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2020 Riesling Côte de Rouffach Nature
リースリング・コート・ド・ルファック・ナチュール

価格:¥4,180 (税込)

品種:リースリング100%

8月末には収穫開始となった早熟な年でありながら
セレクシオン・ド・グラン・ノーブルまで生み出すことが出来る2020年。
あらゆる可能性を追求できる異例な年となりました。
927日収穫と完熟を追い求めたリースリングをしっかりと発酵させた仕上がりです。
完熟ブドウに由来する熟したアカシアハチミツ、酸化を伴う風味が果実をクッキリと映す。
香りの段階で奥行きすら感じさせます。
口に含むと中心軸に疾走感のある酸、縦軸を細やかに張り巡らされる構造美はまさにリースリング。
中間からタイトに引き締まりレモンを思わせる柑橘が鮮やかに現れる。
時間とともにエキス化した果実が波打つように伸びてワインの持つ潜在的なエネルギーが見える。
危うさを見せない完成度の高さ、10年かけて辿り着いたミューレによるサン・スフルの答え
Côte de Rouffach  コート・ド・ルファック
コート・ド・ルファックの語源は赤い水という言葉です。
その名の通り酸化した鉄分を多く含んだ赤い表土に覆われています。
ルファック地区の優れた立地はローマ時代から造り手を魅了し、集中しました。
7世紀からは1789年のフランス革命までストラスブール司祭の所有となっていました。
ヴォージュ山脈に守られたこのテロワールは白亜質土壌による確実な排水と日照に優れています。
コート・ド・ルファックのワインは繊細で、フレッシュな果実味あふれたテクスチャーが特徴的です。
2005年、INAOによって地域名称Denominationであったコート・ド・ルファックは
コミューンとしての地域原産呼称Communal Appellationとして認定されました。

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2020 Gewurztraminer Maceration
ゲヴェルツトラミネール・マセラシオン

価格:¥4,620 (税込)

品種:ゲヴェルツトラミネール100% 

アンバーというほどではないものの、淡いピンクが混じる色調。
典型的なライチ香、剥きたての白い果肉が弾けるイメージ。
粒子の細やかなジュース、甘やかなエキス、舌に絡む粘性を思わせるアタック。
カルダモンシード、フェンネルがゆるやかに絡み味わいは想像以上にドライ。
果皮によるタンニンの出涸らし感は皆無、余韻まで真っ直ぐに伸びる酒駆。
甘いエキスに寄ったスタイルが多いですが、上澄みのような高い純度の果実と
スパイスが何層にも重なるような果皮浸漬のバランスの良さは希少なバランスです。