イタリア・シチリア島エトナのエレガントワイン

鬼才!アンドレア・フランケッティ氏が手掛ける『Passopisciaro / パッソピシャーロ』

畑の名前(Cru)が入ったコントラーダシリーズより「ポルカリア」「ランパンテ」が限定入荷!!

偉大なブルゴーニュワインを彷彿させるシチリアのピノ・ノワールと謳われるワイン。

シチーリア東部、標高3,300mを超えるエトナ山から生まれる地品種ネレッロ・マスカレーゼ100%

初めて飲む人も、熟練のテイスターもその見た目と味わいに、ブルゴーニュのピノ・ノワールを連想せずにはいられません。

遺伝的にはサンジョヴェーゼが親品種であることがわかっていますが、エトナ山の麓から生まれるこのブドウからはピノ・ノワールを彷彿とさせる繊細さ、上品さ、そしてエレガンスが感じられます。

「しかし、これらの特徴を生み出すには標高約600m以上の条件が必要です」と醸造家のアンドレア・フランケッティ氏は言います。

エトナというテロワールの圧倒的なポテンシャルを世に知らしめた造り手です。

Passopisciaro

パッソピシャーロ

「鬼才」アンドレア・フランケッティ氏が造るエトナのワイナリー
イタリア・シチーリア島の北西部に位置するエトナ火山。

いまだ火山活動を続けるこの山の斜面でワイン造りを始めたのが、トスカーナの鬼才、アンドレア・フランケッティ氏でした。昔は低価格のバルクワインを生産していたこの地を訪れたフランケッティ氏は、この場所のポテンシャルに心を奪われました。

エトナ火山の北斜面、なんと標高1,000mを越える場所にあるこの地は、火山灰と溶岩が風化し粉末化した土壌はミネラルを豊富に含み、そこには樹齢100年を超えるという、古木のネレッロ・マスカレーゼが広がっています。

フランケッティ氏がエトナの地に古木を見つけワインを造り始めた当時、ネレッロ・マスカレーゼのエレガントワイン、という概念は確立されていないことはおろか、実践している人もいませんでした。フランケッティ氏は様々な手法を試し、エトナのテロワールとネレッロ・マスカレーゼの個性が最も美しく表現されるワインを模索し続けました。その結果、大樽を使い、ブルゴーニュワインのように醸造することこそが最善の手法であるという結論に至りました。苦悩の末たどり着いたのが現在のパッソピッシャーロの姿なのです。

また、当時植えられてなかったシャルドネにも可能性を感じ、フランスの知人から苗木を調達しエトナの地に植樹。ネレッロ・マスカレーゼ同様、ブルゴーニュワインのように醸造することで、エトナというテロワールの圧倒的なポテンシャルを世に知らしめています。

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2020 I.G.T. Terre Siciliane Contrada Porcaria
I.G.T.テッレ・シチリアーネ・コントラーダ・ポルカリア

価格:¥10,450 (税込)

品種:ネレッロ・マスカレーゼ100%

標高650mに位置日が落ちる最後まで一番長く太陽の光を浴びる畑。面積は1.5haで80年以上の樹齢。

軽いスパイスや砂糖を焦がしたニュアンス、厚みあるボディと細かいが主張ある強いタンニンが特徴的。

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2020 I.G.T. Terre Siciliane Contrada Rampante
I.G.T.テッレ・シチリアーネ・コントラーダ・ランパンテ

価格:¥11,000 (税込)

品種:ネレッロ・マスカレーゼ100%

標高1000m以上に位置するクリュ、ランパンテの畑は樹齢が100年以上でクリュの中でも一番遅くに収穫されます。

卓越した豊かな香りでブルゴーニュを思わせる見事なエレガンス。
ダークチェリーなどの赤果実の香りや火薬のニュアンス、スパイス感。酸味に溢れ、甘味、旨み、ミネラル感が複雑に口の中に広がります。