サンタ・リタ・ヒルズを代表する生産者のワイン入荷

今日は先月来店したチャド・メルヴィル氏がワイン・メーカーを務めるメルヴィル・ワイナリーのワインがようやく入荷しました！！

入荷したのは勿論2015年ヴィンテージではないので、チャド氏がワイン・メーカーに就任してからのものではなく前任のグレッグ・ブリューワー時代のもの。

今回は3アイテム入荷しました。

ニュートラル・オークで熟成。マロラクティック発酵はなし。

柑橘類、白桃、潮の香りに蜂蜜、ナッティなニュアンス。

力強い塩味、洋梨、パッションフルーツ、白い花を連想させる豊かかつ噛み応えのあるボディを持っていますが非常にフレッシュでしっかりとした酸が骨格を形成しています。

22区画の16のクローンを使用。40%が全房発酵でこちらもニュートラルなフレンチ・オークで熟成。

赤系果実を主体とした華やかなアロマにオレンジピール、シナモンのタッチ。

滑らかかつ豊かな果実味、ウーロン茶の茶葉やタイムなどのハービーなニュアンスが複雑さを与えています。穏やかな酸を持つピノ・ノワールですが厚み、ボリュームの割に重さはなく清涼感のあるピュアな仕上がり。

上の２つに他のワインもかなりレベルが高かったのですがこれに惚れ込みました。

えー、うまいうまいって気に入ってテイスティング・コメントを残していないという大失態を（通常通り）。

記憶を辿ってコメント書きます。

プラム、チェリー・リキュールにスミレの花の華やかなアロマ、仄かなバニラビーンズ、大地や野性的なニュアンスも。ピノ同様ボリュームはありますがタンニンは滑らかで口当たりは優しく、酸が穏やかな割に非常にピュアかつエレガントに仕上がっている印象でした。

ブラインドで飲むとモダンスタイルのサン・ジョセフって言いそうです。

チャド・メルヴィル氏も北ローヌ好きらしく、北ローヌもサンタ・リタ・ヒルズも冷涼なので共通点があると思っているっておっしゃってました。

かなりお買い得なアイテムだと思います！！