サヴォワ地方、新世代の情熱的な生産者!!

近年ブルゴーニュの高騰などからジュラとともに注目を集めているサヴォワ産地。

自然派の新しい生産者たちも台頭してきており、品質の向上が著しい注目産地です。

サヴォワ地方はフランス南東部、スイスと隣接しています。ジュラより南に位置しており、しばしば形式的にジュラ・サヴォワ地域と纏められますが実際にはジュラはフランシュ・コンテ地域圏であり、サヴォワはローヌ・アルプ圏に分類されるように文化、料理はもちろんの事、風土、気候も異なっています。

実は1860年まではフランスではなくイタリア領であり、イタリア王家縁の土地でもあります。またサヴォワはモンブラン、レマン湖など風光明媚な観光地がたくさんあり、一年を通して人気が高い地域です。郷土料理もラクレットやチーズ・フォンデュ、ポレンタにサラミなどワインとの相性のいいものがたくさんあります。

今日ご紹介するAdrien Berlioz(アドリアン・ベリョズ)は2006年にドメーヌを設立した、まだ新しい生産者ですが、フランスを代表するワイン専門誌『ラ・レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス』で2つ星を獲得。

新世代の情熱的なワイン生産者が手掛けるワインが新入荷です!!

 

Domaine Adrien Berlioz

ドメーヌ・アドリアン・ベリョズ

Adrien Berlioz(アドリアン・ベリョズ)は、この地の名生産者 Gilles Berlioz(ジール・ベリョズ)の年下の従弟で2006年にドメーヌを設立。
ぶどう造りに関しては妥協を許さない厳格な作業を行い、険しい立地の畑を含む彼の所有する全てのワイン畑でオーガニック農業を実践しています。

5ヘクタールを少し上回るくらいの面積の畑で、14キュヴェに及ぶワインを生産しているため生産量が限られ入手困難とされています。

大変な作業は、ブドウの木が植えられている信じられないほど急な斜面から始まります。そのうちのいくつかは、岩のガラ場と石灰質の粘土で構成される土壌で、50%の傾斜を誇っています。ここに植えられているのは、ジャケール、アルテス、マルボワジー、ベルジェロン(ルーサンヌ)、モンドゥーズ、ドゥースノワール、ペルサンなど、この地域で最も有名な品種です。これらはすべて、除草剤や非有機肥料を使用せずに、すべて手作業で栽培されています。彼らの多彩でエネルギッシュ、実直なキュヴェは現代的でありながらサヴォワ地方のアイデンティティに根付いており称賛に値します。毎年確実に進化し、優雅に熟成していきます。

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2019 Vin de Savoie La Cuvée des Gueux Blanc
ヴァン・ド・サヴォワ・ラ・キュベ・デ・グゥ

価格:¥4,840 (税込)

品種;アルテス+ジャケール

Adrienと従弟Gilles Berliozのデュオに捧げるキュヴェ。

春のそよ風のように、爽やかでエレガントなアロマは美しい草原に咲く白い花のように繊細です。

凝縮感があり、楽しく飲める白ワインは果物を齧っているような生き生きとした味わいで五感を刺激します。飲む前に少し空気に触れると一層風味が開花します。

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2019 Roussette de Savoie Zulime
ルーセット・ド・サヴォワ・ズリーム

価格:¥6,600 (税込)

品種;アルテス 100%

仄かな香りは、花と黄色や白い果実の確実な香りに展開し、熟した果実の芳香がAdrien Berlioz曰く、白ワインの熟成過程で得られるミネラリティ、ヨード香が加わることで一層引き立ちます。生き生きとしたアタックはミディアムボディのテクスチャーに溶け込み、非の打ち所のないバランスと長い余韻が非常に魅力的なワインです。

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2019 Vin de Savoie Chignin-Bergeron Cuvée Raipoumpou
ヴァン・ド・サヴォワ・シニャン・ベルジュロン・キュヴェ・レプムプ

価格:¥6,930 (税込)

品種;ルーサンヌ100%

柑橘類やジンジャーのコンフィを思わせる非常にピュアで素晴らしい香りが立ち上がり、追ってヨード香やスモーキーな香りが存在感を増します。新鮮な果物をかじっているような風味があり、酸味を伴う後口は爽やかです。