チリ・Bouchon Family Wines / ブション・ファミリー・ワインズ 新入荷

今日はチリワインのご紹介です。

16世紀にスペイン人宣教師から持ち込まれたというパイス(País)100%のワイン!!

長い間パイスはチリで最も多く栽培された品種でしたが、近年は徐々にその栽培面積は減少傾向にあります。その理由はパイスというブドウはあまり長期熟成には向かず、高品質ワインを作れないと言われてきたからです。伝統品種パイスに再注目し、その特徴を生かしたワインを作っているのが、Bouchon Family Winesです。

写真を見てびっくり!!大きな木にハシゴを立てかけて収穫しています。

こんなぶどうの樹は初めて見ました…

しかも、パイスは黒ぶどう品種なんですが、突然変異で色づかない白ぶどうもできるそうで…

同じ木に白ぶどうと黒ぶどうが生るんです!!

もう?????がいっぱいです(笑)

特に選定をしたりするわけではないので、毎年どれだけの実が生るかは自然次第、というわけで収穫して見ないとどれだけのワインが出来るかわからないそうです。

いったいどんなワインなのかワクワクしますよね〜(╹◡╹)

輸入元の方に試飲させていただいたのですが、美味しくてまたまたびっくり(笑)

即、購入してしまいました。

 

Bouchon Family Wines

ブション・ファミリー・ワインズ

フランス移民のエミリオ・ブションがチリに入植したのが1887 年。彼はコルチャグア・ヴァレーにブドウ畑を購入しました。1970 年代にエミリオの孫フリオがマウレ・ヴァレーに畑を購入しワイナリーを設立。これが現在のブション・ワイナリーのスタートとなりました。21 世紀に入りチリワインの世界的な躍進にと共にビジネスも拡大していきました。現在、ワイン造りはフリオの子供達である4 世代目が引き継いでいます。

 

パイス・サルヴァヘ

 

6世紀にスペイン人宣教師によってチリに持ち込まれたブドウがパイス種。

繁殖力が強く収量も多い事から簡単にチリ全土に広がりましたが、海外市場での昨今の高貴品種人気で畑が減少していきました。そんな状況の中でチリワインの原点、伝統品種と呼ばれるパイス種を復興させたいと始まったブランドです。


2018 Pais Salvaje White
パイス・サルヴァヘ・ホワイト

会員価格:¥2,250 (税抜)

品種;パイス100%(突然変異で色付かないパイス種を使用)

かすかにブロンズ色がかった黄色。洋ナシや青りんごのフルーティな香りが際立ち、かすかに白胡椒の香りが感じられます。口に含むと、とてもジューシーでとても後味の長い、素直なワインです。若いうちに楽しむことをお勧めしますが、同時に熟成のポテンシャルも持っています。最適なサービス温度は 12-13℃です。

 


2018 Pais Salvaje Rouge
パイス・サルヴァヘ・ルージュ

会員価格:¥2,250 (税抜)

品種;パイス100%

柔らかな赤いチェリー色。生き生きとした赤い果実やチェリー、野生のイチゴに花の香りが感じられ、口に含むとフレッシュ感溢れ、バランスの良い素朴な味わいが後味まで長く続きます。

最適なサービス温度は 14-15℃です。