トラペの手掛ける優れたアルザス入荷
今日は昨日言及していた通りトラペがアルザスで手掛けるワインのご紹介です。
ドメーヌ・トラペは1800年代後半からジュヴレ・シャンベルタン村に本拠地を構えていますが、2002年に奥さんアンドレ・トラペが実家のドメーヌを引き継ぐ事になり少しずつ協同組合へと売却量を減らしアルザスでのワイン造りを開始しました。当然ブルゴーニュ同様ビオディナミ栽培によって管理。
両方の畑を行き来してビオディナミで管理ってとてつもなく大変ですね。
でもそれだけ情熱を注いで造っているからこそアルザスの出来もブルゴーニュ並みのクオリティに仕上がっているのでしょう。
ワインは料理と合わせられるように出来る限りドライに仕上げており、ブルゴーニュのトラペ同様品種、テロワールを表現したフィネス、エレガンスに溢れたスタイルです。
昨年姉妹店で開催したトラペ会の時もアルザス非常に人気でしたが今年も昨年と変わらず高品質。もう既にアルザスのトップ生産者に肩を並べるレベルまで到達していると言っても過言ではないでしょう。
今年はピノ・ノワールも新たに入荷しています。
ではアイテムのご紹介。
2012 Gewürztraminer Grand Cru Sonnenglanz 会員価格5,130円(税抜)
ゾーネングランツは標高220〜250m南東向きの斜面に所有。
降雨量が少なく乾燥したクリマの為、リッチで濃密な果実味が堪能できます。
ゲヴェルツらしいアロマティックで華やかなワイン。
2012 Pinot Gris Grand Cru Sonnenglanz 会員価格5,130円(税抜)
同じくゾーネングランツで栽培されるピノ・グリ。こちらも厚みのある果実にオイリーなニュアンスのあるリッチな味わい。ピノ・グリらしいほろ苦さがアフターを引き締めてくれます。
2012 Riesling Grand Cru Schoenenbourg 会員価格6,300円(税抜)
標高265〜380mと険しい南〜南東向きの斜面。ショーネンブールはヴァンダンジュ・タルディヴやセレクション・グラン・ノーブルなど遅摘みに適した冷涼なミクロ・クリマを持つ区画で、力強い果実味がありながらも冷涼さから来るタイトな酸が骨格を造り出しミネラルと伴って長い余韻を引き連れます。
2010 Riesling Grand Cru Schlossberg 会員価格6,300円(税抜)
アルザスで最初に制定されたグラン・クリュで、アルザスで最も著名なシュロスベルグ。
標高230〜350mの急斜面。
砂利や花崗岩土壌に由来する豊かなミネラル香に繊細かつフローラルなアロマ。熟成させてこそその真価を発揮する偉大なアルザス。熟れた2010年ヴィンテージと12年ヴィンテージが入荷しました。
2012 Riesling Grand Cru Schlossberg 会員価格6,300円(税抜)
こちらは2012年ヴィンテージ。こちらも十分ポテンシャルを発揮し始めています。
2014 Pinot Noir Chapelle 1441 会員価格5,130円(税抜)
ブルゴーニュの偉大な生産者が手掛けるアルザスのピノ・ノワール。
同一生産者でアルザスとブルゴーニュが比較できるのは非常にありがたいですね。