モンターニュ・ド・ランス、シャムリー村のナチュラルシャンパーニュ『Thomas Perseval / トーマ・ペルスヴァル』

 

ランス市周辺に広がるシャンパーニュの中心地モンターニュ・ド・ランス

北西側の麓にある、1級格付けの村「Chamery=シャムリー」に本拠地を置く生産者

『Thomas Perseval / トーマ・ペルスヴァル』が新入荷です。

トーマ・ペルスヴァル氏は、2.5haのブドウ畑から年間12000 ~ 14000本のシャンパーニュを生産しています。

少ないですね。。。

オートクチュールシャンパーニュですが、スタンダードキュヴェの価格は一万円以下。この価格は貴重です。

 

繊細で上品なナチュラルシャンパーニュをお楽しみ下さい。

 

Thomas Perseval

トーマ・ペルスヴァル

 「モンターニュ・ド・ランス」の北西側の麓にある、1級格付けの村「Chamery=シャムリー」で、トーマ・ペルスヴァル氏は、2.5haのブドウ畑から年間12000 ~ 14000本のシャンパーニュを生産しています。
この村には30人弱の生産者がおりますが、ビオロジックを実践しているのは彼含めてわずか4人です。

アヴィズ村の農業学校を出たトーマ氏は、ブルゴーニュ地方のビオロジック栽培を行うワイナリーで経験を積み、2004年に蔵に戻って父を手伝い始めます。まず初めに小型のトラクターと、ブドウかぶの周りに生える雑草を刈る道具を買って土を耕し、除草剤を使わないブドウ栽培を開始。2008年からは、調剤500番と501番を用いたビオディナミ農法も導入しました。月日をかけて土をじっくりと観察したところ、地中数cmの根の部分で雑草を刈った結果、草を完全に枯らしてしまい土が乾きミミズや小さな昆虫が減っていく事に気づきました。その後、その刈り方を変え、土の湿気を保つために地上15cmくらいの高さで雑草を刈り取る方法に変更します。雨が少ない夏は、草刈を控えて、草が地面を覆うようにコントロールするなど、土が適度に湿り気を蓄えた「活きた土作り」を心がけて丁寧な栽培を行っております。その後、イラクサ、トクサやタンポポを用いてビオディナミを強化していきます。

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N.V.(2016) Thomas Perseval Tradition Brut
トーマ・ペルスヴァル・トラディション ブリュット・1er Cru

価格:¥9,680 (税込)

品種:ピノノワール40%+ピノムニエ30%+シャルドネ30% 2016年産ブドウ100%

228Lと400Lの3 ~ 10年落ちの古樽で11 ヶ月発酵・熟成

ノンドザージュ/デゴルジュマン:2021年12月/無濾過・無清澄

16年は春から6月まで湿気が多くベト病の被害を受けましたが8月中旬から東風が吹きブドウがゆっくり成熟しました。木樽で11ヶ月発酵・ 熟成後、自然のリズムに沿ってティラージュし瓶内二次発酵・熟成。

ゴールド色、クリーミーできめ細かい泡、スウィーティやフレッシュリンゴの香り、上品な口あたりに良質な泡、黄色リンゴの酸味とジューシーな果実味、綺麗でエレガントな味わいです。