モンターニュ・ド・ランスの老舗レコルタン・マニピュラン!新キュヴェ入荷

個人的には以前からとても好きなシャンパーニュ生産者『Roger Coulon / ロジェ・クーロン』。

でも不思議と、日本での知名度はなかなか上がらないような気がしています。

エチケットが地味?? なんでしょうか。。。

ジャック・セロス、ジャクソン、ラルマンディエ・ベルニエ、エグリ・ウーリエと実力者ばかりが集う5つのシャンパーニュ生産者による「Trat-d-Union=トレ・デュニオン」の一員です!!

錚々たるメンバーと共に、高品質なシャンパーニュを生み出しているアーティザン・シャンパーニュの一人です。

今回、シャルドネの聖地コート・デ・ブラン地区シュイイ村のブドウで仕上げたスペシャルキュヴェが入荷しました。

試飲した瞬間! うーんこれは素晴らしい!! と思わず唸ってしまいました。

というわけで、即決!!

ドドーンと仕入れましたよー (^ ^)/

クリスマスや年末年始、お祝い事など特別なシーンを彩るのに、ぴったりなシャンパーニュです。

 

Roger Coulon

ロジェ・クーロン

ロジェ・クーロンはランスから8km程西に向かったモンターニュ・ド・ランス地区南西部ヴリニィ村に位置する1806年から続く老舗のレコルタン・マニピュラン。

現在は8代目のエリック&イザベル・クーロンによって運営されています。

テロワールにフォーカスしたシャンパーニュ造りを行っており、同じ哲学を持つ友人とともに「Trat-d-Union」という団体で活動をしています。
Trat-d-Unionでともに活動する生産者は「エグリ・ウーリエ」、「ジャクソン」、「ジェローム・プレヴォー」、「ラルマンディエ・ベルニエ」、そして「ジャック・セロス」。
錚々たるメンツとともに活動を行っているロジェ・クーロンですが、彼もまた高品質なシャンパーニュを生み出しているアーティザン・シャンパーニュの一人です。

 

ヴリニー村、他4村に合わせて10haを所有。土壌は粘土混じりの柔らかい石灰土壌で、南東向き。平均樹齢38年のピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネが栽培されていますが、最も古い区画は1924年に植樹されています。
区画を109に分けて細かく管理しており、根を出来るだけ深く伸ばすよう漉き入れを丁寧に行ったり、区画によっては生物多様性の恩恵を受けるため雑草を生やしたままにするなど、テロワールを最大限に引き出すように努めています。

 

 

手摘みで収穫したブドウは各区画、ブドウごとに分類してプレスを行い、ステンレス・タンク、野生酵母でアルコール発酵。

搾汁はゆっくりと4時間ほどかけて行います。ファースト・キュヴェのみを自社のキュヴェに用い、他はネゴスへ販売して います。

酵母は加えず天然のまま醸造し、熟成は樽を使用しますが、新樽はコトー・シャンプノワに使い、その3年後か らシャンパーニュに割り当てています。25年ほど前より、「ヴァン・ド・レゼルヴ」はステンレスタンクにて、ソレラシステム で造られています。

 

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2014 Roger Coulon Les Hauts Partas
ロジェ・クーロン・レ・オー・パルタ

価格:¥17,600 (税込)

品種;シャルドネ100%

コート・デ・ブラン地区シュイィ村 のグラン・クリュLes Hauts Partas/レ・オー・パルタのブドウを使用したキュベ。

オーク小樽で澱を残したまま10か月間熟成し、無濾過、無清澄にて瓶詰。地下セラーにて約7年間寝かせています。

Dosage 2g/L, Degorgrment  2020年6月

シュイィ村らしいピュアな仕上がりで、石灰質土壌由来の美しいミネラル感と、グレープフルーツなどの柑橘類、洋ナシやリンゴの風味が繊細で豊かに広がり、エレガントさと緊張感を伴う旨味が広がり、ほのかな塩味を残しながら長い余韻へといざなわれます。