ラングドック、ローヌの単一品種、スタッフ勉強会。
久しぶりに勉強会のお話。今回は5月23日に行った会の分です。
6月7日にも勉強会行っているのでまた今度ブログに上げます!
休み前の営業終了後だったので、スタッフの家でまったりと行いました。
今回はラングドック、ローヌの単一品種。
(ワイン勉強に集中しすぎて会の様子を撮影し忘れました。)
まず1本目
2014 Billes de Grenache / Domaine de la Barthassade
12本しか入荷していませんがグルナッシュが大好きなのでオーナーに頼み込んで1本購入させて頂きました。
ロゼもそうでしたが本当に高品質。
チェリー、リコリス、オレンジ・ピールにバラ、スパイスの華やかかつイキイキとしたアロマ。凝縮感ある果実味、タンニンは洗練されており、質感は滑らか。モダンかつ透明感のあるグルナッシュ。良いワインです。夏でも楽しめるワインだと思いますが、売り切れました。来年も期待です!
2本目
2014 W.O. Swartland Cinsault / Mullineux & Leeu Family Wines
この会一番人気だったのがこちらマリヌーのサンソー。バルタサッドのグルナッシュをより透明感があり繊細かつエレガントに仕上げたような感じでした。ピノ・ノワールを連想させるエレガンスはブルゴーニュ・ファンも満足させてくれるでしょう。以前飲んだあのワインに通じるところがあります。アルヘイトのサンソーも同じ方向性ですね。
ケースで欲しいワインですが残念ながら日本への入荷はありません。年産400本らしいです。
3本目
2012 W.O. Swartland Syrah / Porseleinberg
当店で販売しているのは2013年ヴィンテージ。今回勉強したのは2012ヴィンテージです。オーナーは蔵で飲んでいるので2回目ですね。羨ましい。
重さと暑さを感じさせないと、蔵で試飲した2人が言っていましたが本当にその通りでした。試飲コメントは蔵で飲んだスタッフのものがあるので割愛します。
次回はエルミタージュ、コート・ロティ、コルナスの最高峰生産者と飲み比べる必要があるワインです。13年も欲しいなー。
4本目
急遽スタッフの私物を空けてもらいました。ありがとうございます。
2014 Côte du Rhône Grenache de Sixte / Domaine Marie et François Giraud
日本入荷240本しかないのに120本購入させてもらい、瞬間的に売り切れたジローのグルナッシュ・ド・シスト。リラック村で栽培される樹齢60年のグルナッシュ100%。品種が違うのにマリヌーのサンソーを飲んだときに通ずるものがあると思ったのに加えて、バルタサッドのグルナッシュと比較してみたくなった為、抜栓。
チャーミングな果実味と甘味のあるスパイス、リコリスのアロマ。飲み口はしなやかでエレガント、余韻は長くアフターにはハーブのニュアンスが残ります。
比べてみるとジローよりもバルタサッドの方がよりフレッシュで明朗なキャラクター。外飲み、大人数で楽しむならバルタサッド、家でまったり、少人数でじっくり飲むならジローといった感じです。
マリヌーと比べるとジローの方が若干ながら華やかで力強さを感じ、マリヌーの方が滋味深い味わいだと思いますがワインの品質に差はありませんでした。
両者とも流石です。
そういえばカリニャン100%とムールヴェードル100%のワインを用意するのを忘れていました。猛省します。
この会と全く同じワインはありませんが、同一生産者のヴィンテージ違い、キュヴェ違いならあります。生産者の情報は下記のリンクをご利用ください。
Domaine de la Barthassadeの詳細はこちらから。
Mullineux & Leeu Family Winesの詳細はこちらから。
Porseleinbergの詳細はこちらから。
Domaine Marie et François Giraudの詳細はこちらから。
(この会のワイン集合ー。)
次に開くワイン会は南アフリカにするかピエモンテにするか悩み中です。
(多分南アフリカだと思いますが。)
勉強会自体は定期的にしていますのでこれからは行ったら随時ブログに上げていきたいと思います。