ワインで巡る旅 〜 ポルトガル編 〜
家に居ながら旅行気分を味わう♪
ヨーロッパの最西端、イベリア半島の西に位置するポルトガル。
北と東をスペイン国境にかこまれ、南と西には大西洋が広がります。
ポルトガルの首都『リスボン』
「7つの丘の街」と呼ばれ、
テージョ川の河口に位置する丘に囲まれ、石畳の道路や行き交う路面電車。。。
素朴で趣ある街並みに魅了されます♪
ポート(ポルト)ワインをはじめ多くの良質なワインの産地であり、世界遺産に登録されているドウロ川沿いの丘陵地帯、ポルトガル第二の都市ポルト。
古くから、ドウロ川を使ったポートワイン運搬の中継地点として栄えました。
町の中心を流れるドウロ川の南岸には、見学や試飲ができるワイナリーが立ち並ぶヴィラ・ノヴァ・ドゥ・ガイア地区(Villa Nova de Gaia)があります。
ドウロ川沿いの景色を眺めつつ、ワイナリー巡りに繰り出してみたい。。。
治安がよくて、気候がよい、食べ物が美味しい、そして何よりも人が優しい。
そ・し・て! ポルトガルはワインが美味しい国としても、注目されています。
ポルトガルには、シェリーと並んで世界3大酒精強化ワインと称される、ポートワインとマデイラ・ワイン。フレッシュ&フルーティで微発泡タイプのヴィーニョ・ヴェルデなど、特長のあるワインがあります。土着品種が多く、ポルトガル固有の品種は250種類以上も存在すると言われており、品種の多さは世界一です。そんな固有品種の幅広さから、際立った個性のある多彩なワインが生み出されています。
「緑のワイン」を意味する一大ワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデ。通常のワインはブドウが完熟するのを待って収穫されますが、ヴィーニョ・ヴェルデでは完熟手前で収穫するのが特徴。
そのため、発酵途中で発生する気泡がワインに残りやすく、微発泡ワインよりも更に弱い泡を感じることもあります。また、完熟手前のブドウを使用するため比較的アルコール度数が低く、果実をそのまま口に含んだ様な瑞々しさと、爽やかでクリスピーな味わいのワインが生まれます。
日本人の口に合いやすい、と言われるポルトガル料理。
干しダラとジャガイモをたっぷり使った「バカリャウのコロッケ」やイワシの香草焼き、タコのリゾットに鴨の炊き込みご飯など、日本でもお馴染みの魚介類を中心に、素材を活かした優しい味付けの料理が多いです。
よく冷えた微発砲の白ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」と一緒に楽しんだ後は、ポルトガル発祥の「エッグタルト」をデザートに食後酒は「マデイラ・ワイン」や「ポートワイン」を傾けてみてはいかがでしょう(^^)
Guapos Wine Project
グアポス・ワイン・プロジェクト
Guapos Wine Project(グアポス・ワイン・プロジェクト)はワインメーカーのBruno Valente(ブルノ・ヴァレンテ)とDaniel Costa(ダニエル・コスタ)の二人が立ち上げたワインのブランドです。ロゴマークに書かれた[1977]は二人の誕生年です。
二人とも15年以上にわたりポルトガルでワイン造りに従事してきました。そんな二人が高品質でユニークなワインを造る為、2016年にこの新しいブランドを設立しました。
ポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデ地方に本拠地を構え、地域・気候・葡萄品種の個性を尊重したワイン造りを進めていきます。自社で畑は所有していませんが、長年の経験と人脈により優良な畑の所有者と契約し、畑の管理、葡萄栽培を一緒に行う事で良質な葡萄を手に入れる事が出来るのです。
長い歴史を持つポルトガルワインは、戦争、紛争、宗教など、様々な要因で独自のワイン文化が形成されています。その為、現在でも250品種を超えるワイン用の葡萄品種が認められています。
1986年のEC加盟をきっかけにワイン法が整備され、設備投資、新しい技術の導入も進みました。そして、2000年代になり、それまでとは異なるビジョンを持った若いワインメーカーが増えてきました。ポルトガル独自の多様性を維持しながらも、以前とは違う個性を持つポルトガルワインの生産が増えています。この「グアポス・ワイン・プロジェクト」のブルノとダニエルも新しい世代のワインメーカーになります。
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2018 Vinho Verde D.O.P. Ardina Arinto 450
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・アルディナ・アリント 450
会員価格:¥1,620 (税抜)
品種:アリント100%(樹齢約20年)、標高450mの畑
シトラスカラー、フルーティーでエレガントなアロマ。フレッシュなフィニッシュ。
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2018 Vinho Verde D.O.P. Ardina Loureiro 300
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・アルディナ・ローレイロ 300
会員価格:¥1,620 (税抜)
品種:ローレイロ100%(樹齢16年)、カヴァドにある標高300mの畑
シトラスカラー、フローラルでエレガントなアロマ。穏やかで程よい酸味。
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2016 Vinho Verde D.O.P. Castelo Neglo Albarinho 150
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・カステロ・ネグロ・アルバリーニョ 150
会員価格:¥2,160 (税抜)
品種:アルバリーニョ100%、カヴァドにある標高150mの畑
シトラスカラー。 複雑なエキゾチックなフルーツの含みを持つ微妙な香り。 フルボディで個性的な仕上がり。
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2016 Vinho Verde D.O.P. Castelo Negro Avesso 350
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・カステロ・ネグロ・アヴェッソ 350
会員価格:¥2,160 (税抜)
品種:アヴェッソ100%(樹齢15年)、バイアンにある標高350mの畑
シトラスカラー。白系フルーツノートのエレガントなアロマ。ボリュームがあり、バランスのとれた酸味。
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2018 Vinho Verde D.O.P. Castelo Neglo Rosé 250
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・カステロ・ネグロ・ロゼ 250
会員価格:¥1,800 (税抜)
品種:トゥーリガ・ナショナル60%、エスパデイロ40% 、バイアンにある標高250mの畑。
淡いピンク色。 溢れんばかりの森の香りが活気に満ちた交響曲よう。 魅惑的で表現力豊かなロゼ。
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N.V. Vinho Verde D.O.P. Ardina Espmante 600
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・アルディナ・エスプマンテ 600
会員価格:¥2,700 (税抜)
品種:アヴェッソ、アリント、シャルドネ
土壌:花崗岩、標高600mの畑
醸造・熟成:タンクにて一次発酵させ、瓶内二次発酵。12か月熟成。
Casa de Vila Nova
カサ・デ・ヴィラ・ノヴァ
ランカスター家によって所有されている「カサ・デ・ヴィラ・ノヴァ」は、ポルトガルの王室の末裔と言われています。ドウロ地方最初の侯爵と言われるアントニオ・ピノ・ガルツェスが所有していた土地がこのヴィラ・ノヴァでした。
1970年代終盤、ランカスター家は約12haの土地にブドウを植えました。それは主にヴィーニョ・ヴェルデにもっともよく使用されるポルトガルの土着品種でした。2003年、ベルナルド・ランカスターは兄弟と共にこの土地を相続し、ブドウ畑を再生するとともにヴィーニョ・ヴェルデの生産を始めました。彼はまた、ヴィラ・ノヴァというエリアに注目を集めるべく今日までけん引してきた人物でもあります。
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2017 Vinho Verde D.O.P. Blanco
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・ブランコ
会員価格:¥1,440 (税抜)
フローラルなアロマと柑橘系のフルーツの香りが爽やかなワイン。 微発泡、フレッシュで生き生きとした口当たりが特徴です。 このワインは2017年、ヴィーニョ・ヴェルデ地方ワイン生産者委員会主催のイベントにて「ヴィーニョ・ヴェルデ・オブ・ザ・イヤー」に輝きました。
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2017 Vinho Verde D.O.P. Alvarinho
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・アルヴァリーニョ
会員価格:¥1,710 (税抜)
鮮やかな麦わら色。 栓を抜いた瞬間に、様々な果実や花の複雑なアロマと味わいが感じられます。 マルメロ、ピーチ、バナナ、レモン、パッションフルーツ、ライチ、オレンジやすみれの花、ヘーゼルナッツやクルミ、蜂蜜。 しっかりとした口当たりですが、微発泡で飲みやすいワインです。
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2017 Vinho Verde D.O.P. Rosé
ヴィーニョ・ヴェルデ・D.O.P.・ロゼ
会員価格:¥1,440 (税抜)
ブラックベリーやラズベリー、グァバといった果実が感じられるワインです。 微発泡で、バランスの良いフレッシュさが長く余韻を残します。 エスパデイロ種のみで作られるロゼは珍しく、その辛口な口当たりが、名脇役として様々なお料理を引き立てます。