理想のワインを造るためシャンパーニュからブルゴーニュへ
理想のワインを造るためシャンパーニュからブルゴーニュへ
デビューから注目を集めるマイクロ・ネゴシアン

『Ex Nihilo / エクス・ニヒロ』はブルゴーニュの新星「Micro-Négoce(マイクロ・ネゴス)」!!
豊かな果実味がありながら、弾けるような酸(Crackling acid)が共存するスタイルのワインはシャンパーニュ由来の洗練された感性と、ブルゴーニュの土地への深い敬意が融合した唯一無二の存在感を示しています。
世界的に需要が高まっている一方で、供給量が非常に少ないため、リリース後すぐに完売してしまう「入手困難なワイン」のひとつとなっています。
まだ2ヴィンテージめながら、そのセンスと洗練された味わいに驚きました。
モルガンヌとアルバンはシャンパーニュのメゾンで経験を積んでいます。シャンパーニュ地方特有の、ピンと背筋の伸びた酸の美しさや、雑味のないクリーンな仕上がりの追求が、ブルゴーニュのテロワールに見事に反映されているのを感じます。
ドメーヌの伝統に縛られない自由な感性があるのでしょうね。樽の効かせ方も絶妙で、果実味を隠さず、かつ現代的なエレガンスを綺麗に表現しています。
今このタイミングで彼らのワインに出会えたのは、まさにラッキーかもしれません。
これからさらに人気が出て、手に入りにくくなるのは間違いなさそうです。
Ex Nihilo
エクス・ニヒロ

シャンパーニュからブルゴーニュへ
ラテン語でfrom scratch(ゼロ、何もない状態から)を意味するEx Nihilo (エクス・ニヒロ)という言葉をワイナリーの名前に冠したモルガンとアルバン。
その名の通り、彼らはブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシ ェを拠点にゼロからワイン造りを行っている。
シャンパーニュ出身のモルガンヌとアルバン。二人はシャンパーニュのワイン学校に通いながら、シャンパーニュの名門ユレ・フレールやベレッシュで働く。某著名レコルタンの家に生まれたモルガンはもともと家族のワイナリーに加わる予定であった。しかし、「シャンパーニュにはシャンパーニュの魅力があって好きだけど、働いているうちにアッサンブラージュが一般的なシャンパーニュよりも、ヴィンテージやテロワールの特徴を表現したワインを造りたいという想いがどんどん大きくなっていったんだ。」二人はシャンパーニュを離れブルゴーニュに移住することを決断した。
ブルゴーニュでは畑の価格が高騰し、新規生産者が畑を購入す るのが難しくなっている。そのため現在では小規模なネゴシアン(マイクロ・ネゴシアン)が多く誕生している。
「ブルゴーニュに移住を決意したけれど、僕たちはシャンパーニュから来た”外の人”で知り合いもいなかったから、本当に苦労したよ」 とアルバンは振り返る。ところが偶然、ブドウ栽培を引退した農家の方と知り合い、シャサーニュ・モンラッシェに居を構え、別で知り合った人から2つの区画のブドウを購入できることとなった。少量ではあるが2023年ヴィンテージから彼らはワイン造りを始めることができた。「小さくても夢をスタートすることができたことが本当に嬉しい。」アルバンは少年のように目を輝かせていた。
それでも生産量はまだ少ないため、アルバンが畑とセラーで働き、モルガンはオリヴィエ・ルフレーヴ の輸出担当をメインジョブとして働いている。「完全にブドウを購入してワインを造ることもできるけれど、僕は自分の手で育てたブドウからワインを造りたい。借りている区画ではあるけれど、その方が、しっかりとブドウとテロワールを理解できて、いいワインが造れると信じているんだ。」
エクス・ニヒロでは畑を契約で借り、アルバンが一年中ブドウの世話をしている。
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2024 Bourgogne Hautes Côtes de Nuits le Mont
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ル・モン
価格:¥14,300 (税込)
品種:シャルドネ100%
畑:オート・コート・ド・ニュイ、ル・モン、西-南西向き、標高350 m、石を多く含む石灰質土壌に砂、粘土、シルトが混ざり合っている。
樹齢:21年
栽培・醸造:収穫は手摘み。セラー内での作業はグラヴィティ・フローにて行う。6-8時間かけて低圧でゆっくりとプレス。48時間放置し重力で清澄。野生酵母を用いて発酵を行い、その後9カ月ステン レスタンク(40 %)とオークバレル(60 %)で熟成。新樽比率20 %
ル・モンはプレモー=プリセ村の高地に位置し、プリューレ・ロックの所有するクロ・ デ・ザルジリエールのすぐ裏側にある。昔は牧草地で羊の放牧に使用されていた。ここではピノ・ノワ ールが1 haとシャルドネが1 ha植えられており、アルバンはそのうちのシャルドネ1 ha分を借り、管理している。標高350mで西-南西向きの斜面で表土が薄く、石灰質土壌で石が多く、砂、粘土、シルトが混ざり合っている。前ヴィンテージに比べより、引き締まっており、緊張感と集中力が感じられる。
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2024 Côte de Beaune les Monsniéres
コート・ド・ボーヌ・レ・モンスニエール
価格:¥17,600 (税込)
品種:シャルドネ100%
畑:コート・ド・ボーヌ・レ・モンスニエール、南-南西向き、標高350 m、泥灰土と石灰岩
樹齢:22年
栽培・醸造:収穫は手摘み。セラー内での作業はグラヴィティ・フローにて行う。3-4時間かけて低圧でゆっくりとプレス。48時間放置し重力で清澄。野生酵母を用いて発酵を行い、その後9カ月ステン レスタンク(15 %)とオークバレル(85 %)で熟成。樽は2~3回使用したもの。
コート・ド・ボーヌに位置するレ・モンスニエールは、モンターニュ・ド・ボーヌの頂上、標高350mに位置する。サヴィニー・レボーヌの友人から借りているこの区画では樹齢22年のブドウが南-南西に植えられている。標高の高さに加え、木立や森に囲まれているために冷涼な区画となる。
エレガントでミネラルが明確に感じられる、精緻なコート・ド・ボーヌ白。熟した果実と塩味を伴う酸 が調和し、クリーミーで伸びのある味わい。樽熟成のニュアンスが繊細さをサポートし、全体のバラン スの良さが印象的。

