隠れたワインの銘醸地!チェコ共和国のビオディナミ生産者『Syfany / シファニ』

中央ヨーロッパに位置し、ドイツ、オーストリア、ポーランド、スロバキアと国境を接しているチェコ共和国。国土は日本の約5分の1、九州位の大きさだそうです。

ビール大国として知られるチェコですが、実はワインの銘醸地でもあります!!

当店初入荷! チェコワインのご紹介です。

 

Syfany

シファニ

シファニはチェコワイン主産地の南モラヴィアのヴルビツェ村に拠点を構えています。代々農家の家系で、現当主ヤコブの父親の代で農地を広げ、現在では400haあり、大麦などのシリアルを中心に栽培し、地元の小さなビールメーカーに販売しています。
父親の代までワインの生産は自家用程度でしたが、ヤコブと妻のカルラが正式にワイナリーを立ち上げました。ワイナリー名のSYFANYは、両親への尊敬の念を込めて、母親Sylviaと父親Franti?ek(通称Fany)の名前を組み合わせています。
葡萄畑は約40haありますが、そのうち2/3の葡萄は地元のワイン生産者に販売し、最も高品質な葡萄のみを使用してシファニのワインを生産しています。これまで受け継いできた土地を次世代にも健全な状態で残していきたいという思いから、ビオディナミ農法を実践しています。そして、風土を感じる味わいを求めるために、野生酵母を用い、SO2も最低限の使用に抑えています。使用している樽も地元モラヴィア産のアカシアを使うなど、テロワールを意識したナチュラルなワインです。

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2020 Palasak (Amber Wine)
パラシャク(オレンジ)

価格:¥4,290 (税込)

品種:パラヴァ50%+ヴェルシュリースリング50%

チェコの土着品種を用いたオレンジワイン

パラヴァはゲヴェルツトラミネールとミュラートゥルガウを交配させたチェコの土着品種。

ヴェルシュリースリングは、クロアチアではグラシェヴィーナと呼ばる中欧エリアの主要品種です。

この二つの白ブドウを混醸させたオレンジワインは、パラヴァの香りとグラシェヴィーナの骨格を併せもつ複雑な味わいとなっています。

発酵は野生酵母を使用し、無濾過・無清澄で瓶詰しています。SO2の添加も瓶詰前に最低限の量になります。

パラヴァ由来で、おだやかながら華やかなアロマ。アプリコットのような果実感、程よいタンニンも感じられる複雑な味わいです

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2019 Just White 
ジャストホワイト

価格:¥3,410 (税込)

品種:グリューナー・ヴェルトリーナー40%+リースリング40%+ピノ・ブラン20%

3つの白葡萄をバランス良くブレンドした、エントリーワイン

自社畑の複数のエリアから3つの白葡萄をブレンドしています。バランスよくブレンドされ、ぐびぐびと飲んでしまう親しみやすさが特徴。3日間のマセレーション後にプレスし、野生酵母によりステンレスタンクで発酵させ、そのままマロラクティック発酵も実施。

チェコのワインらしいきれいな酸味と、3品種によるバランスの良さと旨味が印象的でするすると飲みすすめられます。

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2017 Svata Frankovka
スバタ・フランコフカ

価格:¥3,080 (税込)

品種:サンローラン50%+ブラウフレンキッシュ50%

チェコの黒葡萄栽培面積トップ2のブレンドワイン

チェコで最も栽培されている黒葡萄のスバタ(Svatovav?inecke)=サン・ローランと2番目のフランコフカ=ブラウフレンキッシュをブレンドした赤ワイン。手摘み収穫した葡萄をステンレスタンク内で野生酵母を用いて発酵させ、地元のアカシア樽で8カ月熟成。無濾過・無清澄でSO2の使用も最低限の量になります。

骨格のしっかりしたフランコフカと、フレッシュな赤系果実のサン・ローランという2品種の個性を上手に引き出したブレンドワイン