ドイツを代表する生産者・フリードリッヒ・ベッカー醸造所から新キュベ登場

ドイツを代表する生産者の一人、フリードリッヒ・ベッカー醸造所から新キュベ登場です！！

ピノ・ノワール同様、一貫して土地の味わいを大事にしている白ワインは透明感があり、細く長く残る余韻が特徴。どのワインもベッカーらしいエレガントな味わいに、品種の特徴もしっかり感じられます。

ベッカー氏お気に入りの自宅用ロゼワイン、あくまでも「趣味」のシリーズと言い切るも、徹底したこだわりを見せるゼクト（スパークリング）はシャンパン製法、長期瓶内熟成で、シャンパーニュに引けを取らない味わい。猛暑だった2018年のブドウで造られた甘口ワインも！

とっても魅力的なアイテムがたくさん入荷してまいりました。

ヴァイングート・フリードリッヒ・ベッカー

ゴーミヨ誌にて８度にわたる最優秀赤ワイン賞受賞。「世界一エレガントなワインを造る！」をテーマにエレガントで洗練された唯一無二のワインを造る、ドイツを代表する生産者の１人です。

フリードリッヒ・ベッカー氏は南ファルツの一大協同組合の跡取りとして期待されていましたが、石灰岩が隆起したシュヴァイゲン村の土壌と寒暖差のある気候に可能性を感じ、自らの大好きなピノ・ノワールに打ち込むために、周囲の猛反対を押し切って１９７３年に独立。０からのスタート。

当初、貴腐ワイン用の甘いぶどうばかり生産していた他の生産者からは「酸っぱくてまずいぶどう」のレッテルを張られ（この時の逸話を童話「ぶどうとキツネ」に重ねて個性的なエチケットが誕生しました）激しい非難を浴びながらも、不断の努力とセンスにより、ドイツのピノ・ノワールのトップに上り詰めました。

ベッカー醸造所のあるシュヴァイゲン村はフランスとの国境線に接しているため、歴史上何度も国境線が変わっており、所有する畑のうち7割は国境を超えてフランス領に位置しています。EUになる前は、パスポートを所持しながらの畑作業になったそうです。