Domaine. André et Mireille Tissot Crémant de Jura 1998 アンドレ・エ・ミレイユ・ティソ クレマン・ド・ジュラ
ジュラを代表する生産者ステファン・ティソ(アンドレ・エ・ミレイユ・ティソ)のクレマン・ド・ジュラのマグナム(1998)が入荷しました。
せっかくなので以前にドメーヌを訪れた写真とともにご紹介致します。
2007年の冬に訪問したのですが、寒かった。。。
2月だというのにまだサンタがいました(笑)
そのときはまだビオディナミのワインが今ほど有名ではなく、大橋さんの「自然派ワイン」という本ぐらいしかなかった気がします。
ちょうど、マクヴァン用でしょうか、グラッパを作っていました。
蒸留に使った搾りかすは熱いので、中にじゃがいもをいれて暖めたりします。
ゆっくり時間をかけて火が通る焼き芋方式で、ほんのりアルコールの風味がついて美味しいです。
それはさておき、ティソはヴァン・ド・パイユ、ヴァン・ジョーヌといったジュラの伝統的なワインだけでなく、単一畑のシャルドネの評価も高いドメーヌです。畑の区画それぞれの持つテロワールの表現を大切にしている為、48haの畑に対して30近いキュヴェがあります。畑は1999年よりビオディナミで管理されています。
Anyway ではヴァン・ジョーヌの在庫があります。
2000年 Arbois Vin Jaune 630ml
1997年 Arbois Vin Jaune Cuvee 111 630ml
アルボワのワインショップには、土壌の見本があります。ジュラのシャルドネがブルゴーニュのようなテロワールを持っていることは今となっては当然ですが、当時(2007年2月)の自分にとってはかなりの衝撃でした。
例えば、ムルソー的なナッツのような芳香と腰の強い酸のあるワインと、シャサーニュのようなピュアで華やかさのあるワイン、南国フルーツのような明るさのあるワインというような感じで、同じ人が同じように作ってこんなに差が出るジュラって面白いし、美味しいし、ブルゴーニュより相当割り安だし、ほんと素晴らしい!とジュラ熱が盛り上がったような記憶があります。
今回入荷したクレマンは、ボトルにヴィンテージ表記はないですが、単一年の1998年のものです。
シャルドネ+ピノ・ノワールをブレンドした瓶内二次発酵のスパークリング。
マグナムで約10000円。華やかさとお手頃感があるので人が集まる機会の多い12月におすすめの一本です。
インポーター資料によると
ネクタリンや黄桃のコンポート、南国の柑橘類、杏、パイナップルのような甘酸っぱい香りのある凝縮したフルーティな芳香があります。フレッシュな口当たりで、豊かな果実味の上品でフルーティな味わいの辛口発泡性ワインです。熟成によって若いクレマンよりも、味わい深く、ワイン自体の凝縮味も増しています。味わいの熟成感とクリーミーで繊細なガスの刺激がマッチし、熟した果実味にフレッシュさが感じられます。後味には柑橘類のほのかな苦みが感じられ、切れのよい飲み心地をもたらしています。(2011.06)
泡は液体に溶け込んできているので、泡だちのきめ細かさと持続性が楽しめると思います!
アペリティフだけでなく、海老、蟹などの甲殻類、ホタテなどの貝類、魚、鳥などのメインの肉料理にも合わせることもできます!
オンラインでもご購入できます。
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André et Mireille Tissot Crémant de Jura 1998
アルボワ市内の地下セラーも見学しました。
LA CAVE DELA REINE JEANNE
天井が、独特です。
この石造りの地下セラーで熟成させたらワイン美味しくなりそう。