海ワイン「EGIATEGIA」エギアテギアが入荷しました
海底15メートルに沈めて発酵させる独創的な醸造方法の「海ワイン」が入荷しました!
難破船から引き上げられたのでも、できあがったワインを海底で熟成させたのでもなく、
海底で発酵させたワインです。
EGIATEGIA – Dena Dela (2013) – Vin de Table de France / Emmanuel Primer
エギアテギア・デナ・デラ ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス / エマニュエル・ポワムール
ヴィヴィッドのクマさんから「神秘の海ワインが入荷します!」と初めて聞いたときは、「何故ヴィヴィッドさんが〇〇〇〇みたいなものを?」と思ったのですが。。飲んでみたらおいしいから、と自信満々にごりごり言われて購入。先日試飲をしてみたら確かにいままでに体験したことのな味わいで、海のミネラルとパッションフルーツやグレープフルーツなどの柑橘系果物、桃などのストーンフルーツの果実味がグラスをまわすごとに感じられ、余韻もとても長く、後半にヨードや塩味が残る夏にぴったりの白ワインでした。
2009年がファーストヴィンテージ、ファーストリリースの新しいワインですが、この前代未聞のワインはフランスの様々なメディアに取り上げられ、その独創的な醸造方法と個性的な味わいが人気をあつめ、すでに20店舗以上のミシュラン掲載店で取り扱われているとのこと。フランスで話題となっているワインがヨーロッパ外の国に輸出されたのは日本が初めて。生産量が少ないため2年間の交渉をして契約できたのだそうです。
◎海ワインの醸造方法
(1)原酒のワインを造ります。ステンレスタンクでアルコール発酵。
(2)アルコール発酵が終わったら一部のロットを特殊素材のタンク移動。
(3)サン・ジャン・ド・リュズ沖の海底15メートルに沈めます
(4)海の中で8から9ヶ月かけて二次発酵
(5)海底から引き上げて地上で熟成したものとブレンドして瓶詰め
◎ブドウ
ピレネ=アトランティック県、ランド県、ジェール県で栽培されたブドウの契約栽培農家のものですが、生産者のエマニュエル自身が畑のコンサルタントを務め、収穫日も彼が決め、質の高いブドウを入手しています。
◎名前の由来
デナ・デラはバスク語で「とにかく」を意味します。とにかくやってみようというエマニュエル氏のチャレンジ精神が名前に込められています。
◎料理との相性
エマニュエル氏がこのワインを造ったのは、地元の魚介料理やバスク料理によく合うワインを造りたかったといいます。フレンチバスクは魚介類の消費が多いにも関わらず辛口白ワインが少ないと感じていたのだそうです。
この海ワイン「デナ・デラ」はフレッシュで清涼感に満ちた海の香りと海の成分がとけこんだようなミネラル感と酸味。潮風を思わせる心地よい塩味とヨード香りがあります。
海で育ったワインは海で育った食材と合わせるのが最高のマリアージュになると思います!!
柑橘系の酸味がきいているので、レモンをふって食べる料理でしたら、料理もワインも甘みを増し、広く合わせられますよ〜
ぜひ日本初上陸の「海ワイン」をお試し下さい!