Guiberteau(ギベルトー)

本日ご紹介するソミュールの生産者Domaine Guiberteau(ドメーヌ・ギベルトー)は、クロ・ルジャール(Clos Rougeard )のナディ・フーコーの元で修行したロマン・ギベルトーが、祖父から引き継いだ歴史ある家族経営のドメーヌです。

(ロワールでビオワインの大御所といえば、有名なのはニコラ・ジョリーですが、自然派ということばが歩き始める相当昔から自然なワイン造りをしていて、一目おかれていたのが、クロ・ルジャール。最近は希少すぎで手に入りません〜)

ちなみに、なぜ祖父からというと、祖父のロベール・ギベルトーが引退したときに、彼の子供たちは誰もドメーヌを引き継がなかったので畑は賃貸に出されてしまいました。1996年に、大学で法律を学んでいたロマンは、畑のリース契約の更新をするよりも自分がドメーヌを引き継ぐことを決めたのだそうです。

クロ・ルジャールで農薬や化学薬品を使わずにぶどうを栽培することがよいワインを造ることにつながると学んだ彼は、2000年に畑をオーガニックに以降、2007年にはAB認証を取得しました。

ギベルトーは、ソミュール最高のテロワールブレゼを含む9.4haの畑には樹齢4年から80年のぶどうが植えられています。その多くが古木です。

ほんの数年でドメーヌ・ギベルトーは、ソミュールで高く評価されるドメーヌとなり、現在はレストランに厳しく割当がされています。

Anyway に入荷したワインは次の3商品。数に限りがあるのでご興味ある方はお早めにお問い合わせ下さい。

 

Saumur Blanc

ソミュール・ブラン

品種;シュナンブラン100%
小売価格:3400円(税抜)

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ぶどうはクロ・デ・ギショーとクロ・デ・カルム、ブレゼものをブレンドして使用。樹齢は4から80年です。全房発酵、野生酵母で、2−4年つかった古い樽で醸造を行い、タンクで熟せさせます。軽く濾過して瓶詰めされます。生産量は年間1000ケースです。

 

Saumur Sec Brezé

ソミュール・セック・ブレゼ
品種;シュナンブラン100%
小売価格:6200円(税抜)

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55年と60年の古木の区画のブレンドです。ブレゼの丘の粘土石灰の土壌に位置しています。野生酵母で全房発酵させます。熟成は、新樽と1から2年使った樽を組み合わせて18から24ヶ月行ないます。ほとんどは225リットルの樽です。軽く濾過して瓶詰めします。生産量は年間500ケースです。すばらしいです。

 

Saumur Rouge

ソミュール・ルージュ

ギベルトー・ソーミュール・ルージュ2011

ギベルトー・ソーミュール2011

品種:カベルネフラン100%
小売価格:3900円
1955年と1957年に植えられたカベルネフランを使用。75%のぶどうは下部のLes Arboisesアルボワーズのものです、石灰土壌の丘のブレゼと、下層に粘土を含む砂と砂利土壌のLes Motellesモテレの畑をブレンドします。Les Motelles の畑はバランスをもたらします。
ぶどうは100%除梗されて発酵後タンクで熟成させます。生産量は1000ケースです。

 

 

インポーター資料より
ドメーヌはソーミュールから南に約12kmの小さな村”サン・ジュスト・シュール・ディヴ”に所在。ワイン造りの家系に育ち現在8代目であるロマン・ギベルトーは1997年にぶどう畑を祖父から引継いでワイン造りを始めました。
ロマンは自からのドメーヌでワイン造りを始める前にロワールNo.1の生産者と、多くのワイン関係者から信頼される”ナ ディ・フーコー(クロ・ルジャール)”で修業をしました。 クロ・ルジャールは何世代も前から当然のように自然なぶどう栽培(ビオロジック)を行ない、ボルドー・グラン・クリュをも凌駕するワインを生産することで知られる伝統ある生産者です。 そこでロマンは多くのことを学びましたが、なかでも最も影響を受けたのは「高品質なワインを造ろうと思ったら、まず自然なぶどう栽培を行なわなければならない」ということでした。
ドメーヌ・ギベルトーは9.2haのぶどう畑を所有していますが、深い粘土質土壌のモンルイユ・ベレ村(2.2ha)と、粘土質石灰土壌からなるブレゼ村(7ha)に2分されています。
メインのブレゼ村の畑は小高い丘の南向き斜面に沿ってぶどうの木が植えられており、これらのぶどうは見事なまでに完熟します。粘土質は力強さを、石灰質がミネラル分とエレガントさをもたらしてくれ、長期間に渡る樽熟成がこれらの特徴をゆっくりと花開かせ樽の風味と見事なハーモニーを奏でます。

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