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Domaine Marquis D'Angerville

ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィル

ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィルの写真1 ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィルの写真2 ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィルの写真3
URL http://www.domainedangerville.fr/en/
設立
本拠地 Volnay(ヴォルネイ)
当主 Guillaume D'Angerville(ギョーム・ダンジェルヴィル)
畑の総面積 7ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユはヴォルネイ村、ひいてはブルゴーニュの偉大な生産者に挙げられます。ドメーヌが一族の手に渡ったのは1804年の事。1906年にドメーヌを引き継いだマルキ・ダンジェルヴィーユはINAO(原産地呼称統制協会)の一人でフィロキセラの被害にあった畑の再建を果たした人物として知られています。そしてこのマルキ・ダンジェルヴィーユの代に他のドメーヌに先駆けてドメーヌ元詰めを開始しました。

1952年マルキ・ダンジェルヴィーユが亡くなると息子のジャック・ダンジェルヴィーユが後を継ぎます。ジャック・ダンジェルヴィーユも父と同じく品質に拘ったワイン造りを続けた事でドメーヌの名声を高めました。また現在のブルゴーニュワイン委員会(B.I.V.B.)の前身であるC.I.V.B.の会長を1979年〜1981年と1983年〜1985年の2度務めています。1993年には自らも創設に携わったディジョンにあるInstitut Universitaire de la Vigne et du Vinの初代学長を務めた他数々の功績を残し自らのドメーヌだけでなくフランスワイン全体の発展に貢献しました。
ジャック・ダンジェルヴィーユが亡くなってからは息子で現当主であるギヨーム・ダンジェルヴィーユがドメーヌの指揮権を取っています。
2006年から少しずつビオディナミ栽培に移行し、2009年にはビオディナミ栽培に移行が完了しました。
以前よりドメーヌ元詰めが早かった事や高品質なワインを造っていた事から評論家から高い評価を受けていましたが、ここ数年それにも増して格段に酒質が向上。それがビオディナミを始めた影響なのか2006年より醸造方法を変更した影響なのかは分かりませんが、毎年追いかけたくなる生産者となりました。


❦ 畑

2006年より段階的にビオディナミ栽培へ移行。2009年には完全ビオディナミ栽培。


❦ 醸造

収穫は手摘みで100%除梗。低温浸漬を行った後、開放式の木製槽で14日間発酵を行います。
熟成は228リットルの樫樽で新樽率はヴィンテージに応じて約25%。


❦ 関連生産者

Domaine du Pélican(ドメーヌ・デュ・ペリカン)